気液二相流の基礎と応用および解析法のポイント <オンラインセミナー>

~ 気液二相流の不安定性と臨界流、二流体モデル、三流体モデルによる基礎方程式、構成方程式、 ラグランジュシミュレーションによる解析方法 ~

・単相流では見られない複雑な熱と流れの特性を持つ気液二相流の解析ポイントを修得し、機器や装置の開発に活かすための講座
・流体機器の開発に必要な数値解析による気液二相流の予測手法と実用的な解析技術を修得しよう!

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講師の言葉

 気体と液体が共存する流れである気液二相流は幅広い工学、自然科学の分野で応用されている重要な流れであり、単相流では見られない複雑な熱と流れの特性を示す。現在、気液二相流を用いた様々な流体機器の開発が行われているが、そのためには高性能のコンピュータを用いた数値解析により気液二相流を正確に予測する手法を身につけることがぜひとも必要である。
 本セミナーでは、数値解析に必要となる気液二相流現象の基礎事項についての正確な知識を身につけるとともに、気液二相流の代表的なモデルと基礎方程式ならびにそれを解く上で必要となる構成方程式についてわかりやすく解説する。また、最新の高度な解析手法についても説明を行う。さらに、それらの手法を用いた気液二相流の数値解析の具体的な応用例を示してその理解を深めるとともに、実用的な解析技術を身につけることを目的とする。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年02月12日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・流体機器・装置に関わる技術者の方
・数値流体解析に関する初学者および関連技術者の方
(機械、油空圧、輸送機器、材料、エネルギー、環境、原子力、資源、化学、石油、粉体、海洋、土木、衛生、雪氷、宇宙、農業、医学、医薬品、電磁流体など)
予備知識 ・流体力学の基礎知識がある理解しやすい
修得知識 ・気液二相流現象を理解し、それに基づいて実際の機器の気液二相流の解析方法の知識が修得でき、製品開発へ活かせる
プログラム

1.気液二相流現象の基礎
  (1).流動様式
  (2).ボイド率、圧力損失
  (3).沸騰、凝縮二相流 気液二相臨界流
  (4).気液二相流の不安定性、臨界流

2.気液二相流の基礎方程式と構成方程式
  (1).瞬時・局所の基礎方程式
  (2).平均の基礎方程式
    a.均質流モデルによる基礎方程式
    b.ドリフトフラックスモデルによる基礎方程式
    c.二流体モデルによる基礎方程式
    d.三流体モデルによる基礎方程式
    e.気液二相乱流の基礎方程式
  (3).構成方程式
    a.ボイド率、相対速度、ドリフト速度、分布常数
    b.圧力損失、熱伝達係数
    c.摩擦、相間熱伝達係数
    d.気液界面積濃度
    e.液滴拡散係数、液滴発生率
    f.運動量平衡、熱平衡に関する構成方程式
    g.乱流に関する構成方程式

3.気液二相流の数値解法とその応用
  (1).差分法
  (2).ラグランジュシミュレーション
  (3).界面追跡法
    a.VOF法
    b.粒子法
    c.CIP法
  (4).気液二相流の数値解法の応用例
    a.二流体モデルによる解析例
    b.三流体モデルによる解析例
    c.ラグランジュシミュレーションによる解析例

4.気液二相流解析の応用のポイント
  ・装置・機器開発への応用とそのポイント

キーワード 気液二相流 ボイド率 圧力損失 臨界流 ドリフトフラックスモデル 構成方程式 液滴拡散係数 液滴発生率 乱流 差分法 ラグランジュシミュレーション 界面追跡法
タグ シミュレーション・解析プラント自動車・輸送機車載機器・部品伝熱流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日