精度、加工、コストを考慮した「機械設計のノウハウ」と実務上のポイント 【弊社研修室】

~ 仕様検討の重要性、機械設計のアプローチの基本とノウハウ、選択で差が出る設計の違いと実際、設計時のテクニックポイント ~

・設計する上での迷いを解消するため、コスト・精度・材料・加工に関する判断基準や実践的なノウハウを修得し、設計実務に活かすための講座

・治具や装置の設計手順から、精度・材料・加工・コストを見据えた構造検討方法やCAD設計にありがちな失敗を回避するアプローチを修得し、ユーザーの要望に応えた設計実務に応用しよう!

 

講師の言葉

 機械設計に従事し基本を習得してくると、より良い設計を求めるがゆえに、迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。構造図を描くとき、詳細設計に入るとき、アプローチはどこから考えれば良いのか、どのような構成がベストなのか。はたまた形をどのようにしたらコストを押さえられるのか。設計初心者はもちろん、ベテランの設計者でさえも、様々な事象を仮定すればするほど判断に迷うことは少なくありません。迷う大きな要因のひとつは、部品の加工方法やそこから発生する精度、コストを考慮した設計判断がうまくできないからです。機械設計者として基本的な設計知識を知っていて、ひと通りの設計ができるにもかかわらず、製作してみると、結果加工ができない部品となっていたり、要望に対して精度のマッチしていない機構や、性能に見合わない高価な装置となってしまったり。はたまたユーザーの思いに沿った設計ができていなかったことにさえ気が付かない設計者さえも見受けられます。材料や加工、表面性状などの設計知識こついて、肝心な注意点を教えてくれるベテラン設計者が減少してきている昨今、本来大切である、実践からノウハウについて知識を得ることもますます難しくなってきています。だからといって独学で書籍やネットで学ぼうとしても、基本は知れても、ノウハウについての知識は得にくいのではないでしょうか。
 本講座では、そんな設計時の判断基準をなす最も基礎となる、精度、材料、加工、さらに設計にまつわるコストに焦点をあて、考え方の例やノウハウを、仕様の検討から詳細設計までの基礎的な流れもふまえ、解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年11月02日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・メカ設計者だが、まだ設計経験が浅く、機械設計に関するノウハウを知りたい方
・機械設計につながる精度、材料、加工、コストの関連性の知識を得たい方
・基本設計はできるけれど、さらにノウハウを深く知りたいと感じているメカ設計者の方
予備知識 ・基本的な機械構造がある程度理解でき、機械要素の基本的知識を備えている方
修得知識 ・機械設計における治具、装置などの設計に関する基本的な流れと、ユーザー要望に合ったアプローチのノウハウ
・機械機構の構造の考え方のノウハウと、選択時に注意すべきポイント、また設計手法の基本的な考え方
・機械に要求される精度と、材料選定、加工方法、コストから考慮される設計判断の基礎的な考え方とノウハウに関する手法
プログラム

1.精度やコストの考え方、仕様検討の重要性
  (1).コスト、精度とは何なのか
    a.機械設計のあらまし
    b.機械設計における精度とはどこまでか
    c.機械設計におけるコストとは
  (2).仕様のはじまりと仕様検討ノウハウ
    a.仕様作成時、仕様検討時の注意点
    b.仕様検討時に意識すべき事柄

2.機械設計の構想時に注意すべきことはなにか
  (1).機械設計は、機構の考案がすべてではない
    a.機構の考案のネタを探せ
    b.仕様に隠れていることを見逃さないようにする
  (2).構想図作成のノウハウ
    a.活きた構想図を描こう
    b.構想図(ポンチ絵)の昔と今を知る
    c.CADを活かした構想図を描く

3.機械設計のアプローチの基本とノウハウ
  (1).機構の種類と構想に役立つ考え方
    a.回転、直動、リンク、運動機構の基本
    b.要素部分の固定のしかた
    c.知っておきたい購入部品、機械要素の基本と特徴
  (2).構造設計の違いで発生する性能の差、コストの差
    a.同じ構造なのに性能に差が出る原因と例
    b.同じ構造なのにコストに差が出る原因と例
    c.同じ構造なのにあとで差が出る加工の影響と考え方

4.選択で差が出る設計の違いと実際
  (1).材料選定の基礎と使い分け
    a.加工方法の基本を知る
    b.機械設計で使う材料の基本と使い分け
    c.機械設計で使う表面処理の基本と使い分け
    d.材料特性と使い分け
  (2).形を決める、公差を決める、表面性状を決める
    a.設計サイズはコストを意識
    b.加工とコストを意識した公差を入れるには
    c.公差と表面性状の関係性と使い分け
  (3).構造検討のノウハウ
    a.その設計は何を意識しているのか~重視していることの差から生まれる違い
    b.優先順位が違うと構造が変わる
  (4).仕様の差と要求の変化で設計も変わる
    a.精度が変わったら構造も変える
    b.大きさが変わったら加工が変わる
    c.価格を下げるには構成も変える

5.良い設計者になるために知っておきたいこと
  (1).時代とともに変わってきた機械の差を見落とさない
    a.昔の機械と現代の機械の違いを知っておく
    b.変わってきた機械設計者の立場
  (2).CADで設計するがゆえに失敗しやすいポイント
    a.CADの発達による設計アプローチの変遷
    b.CAD設計にありがちな失敗ポイント
    c.2DCADと3DCADでは設計アプローチが違う
  (3).良い設計者になるために
    a.立場を変えて検討しよう
    b.設計者の「先読み」がすべてを変える
    c.設計時のテクニックポイント

キーワード 仕様検討 構想図作成 ポンチ絵 運動機構 コスト 材料選定 公差 表面性状 3DCAD 
タグ ロボット紙送り機構機械機械要素工作機自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):52,800円(税込)
同時複数申込の場合(1名):47,300円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
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