分かりやすい取扱説明書の作成法と「安全上のご注意」(警告表記)における表記リスクアセスメントのポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ ISO規格とPL対策の正しい線引き、国の事故データベースとAIを活用した「安全上のご注意」表記リスクアセスメントの手順、明日から使えるWord制作テクニック ~

・リスク対策・義務・責任を理解した取扱説明書の作成のためのリスクアセスメント手法を修得し、実務に活かすための講座
・公開データベースを活用した製品安全情報収集の方法、分析、「リスク回避につなげる取扱説明書」の作成方法とポイントを学びトラブルの未然防止に活かそう!
・使用者の意識変化、安全行政の動向を把握し、取扱説明書の注意表記(危険・警告・注意)作成と誤使用事故の未然防止策を学び実践に活かす特別講座!
・「インターネットを活用した製品安全情報収集の方法(行政機関の取り組み、製品安全に関わる主な法律)」および分析、リスク回避と販売戦略につなげる取扱説明書の作成方法が修得できる特別セミナー!

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講師の言葉

 「あなたの会社の『安全上のご注意』は、何を根拠に書かれていますか?」
取扱説明書の電子化や紙の同梱廃止が進み、「読まれない前提」でのPLリスクはむしろ高まっています。そして生成AIは、文章づくりを助ける道具から、事故情報の分析や校正・翻訳までを担う「制作工程の一部」へと変わりつつあります。
 しかし、道具が新しくなっても、多くの現場では「ISO規格への対応」と「PL法上の責任回避」が混同されたまま、勘や慣習で注意書きが書き続けられているのが実情です。前提が曖昧なまま作られた取扱説明書は、製品リコールや製品事故を招く恐れがあります。
 当セミナーでは、まず制作の前提となる「規格とPL対策の違い」を整理します。その上で、NITEなど国の事故情報データベースと生成AIを組み合わせた、根拠(エビデンス)に基づく、リスクアセスメント手法を実演を交えて解説。さらに、多くの企業が日常的に使うWordを「改訂とAIに強い制作基盤」へと変えるテクニックまでをお伝えします。
 セミナーを終えたとき、「自社ではどう実装するか」を具体的に描ける状態を目指します。

 

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年10月19日(月) 13:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・取扱説明書の制作に携わっており、ISO規格とPL法・PL対策の違いを整理して「作る前の前提」を固めたい方
・「安全上のご注意」を勘や慣習ではなく、事故データベースなどの根拠(エビデンス)に基づいて作成したい方
・生成AIを取扱説明書のリスクアセスメントや制作に活用したいが、「どこまで任せてよいか」の判断に迷っている方
・製品リコールやPLリスクへの対応を、取扱説明書の面から見直したい品質管理・品質保証部門の方
予備知識 ・Wordを使用したことがあれば、特に難しい知識は必要ありません
修得知識 ・ISO規格とPL法・PL対策の違いを理解し、自社の取扱説明書が「規格対応」と「PL対応」のどちらに偏っているかを見極める視点
・NITEなど国の事故情報データベースを使い、勘や慣習ではなくエビデンスに基づいて「安全上のご注意」を書くための手順
・生成AIをリスクアセスメントに組み込む方法と、「AIに任せる範囲、人が最終判断する範囲」の線引きの考え方
・現在使用している取扱説明書の改善ポイントの見かた
・Wordの「スタイル」「アウトライン」「変更履歴」機能を活かし、改訂とAI連携に強い取扱説明書を効率的に作る技術
・Wordを使用した取扱説明書の後続機種への展開
・取扱説明書を「規格・法律・事故データ」の3つの根拠の上に設計し、品質を「工程で守る」仕組みに変える全体的な考え方
プログラム

1.ISO規格とPL法・PL対策の違い ― 取扱説明書制作の“前提条件”を揃える

 ・多くの制作者が「規格を満たす=法的に安全」と考えがちですが、この2つは目的も守る対象も異なります。ここを切り分けることが、以降すべての判断基準になります

  (1).なぜ今「前提の整理」が必要か
    ・取扱説明書の電子化・紙同梱廃止で高まるPLリスク(近年の動向)
  (2).ISO/IEC/IEEE 82079-1 が求めるもの
    ・「使用情報(使用説明)」の国際規格が定める“作り方の基準”
  (3).PL法(製造物責任法)が問うもの
    ・「指示・警告上の欠陥」という考え方
  (4).PLP(事故予防策)とPLD(事故発生後対策)の役割分担
  (5).決定的な違い
     ・規格は「品質の物差し」、PL対策は「責任回避の設計」。両者は対立ではなく重ね合わせるもの
  (6).【ミニ整理ワーク】自社の取説は「規格対応」か「PL対応」か、参加者が自己診断(チェックシート配布)

2.注意書きのリスクアセスメント ― 国のデータベースとAIの活用

 ・「安全上のご注意」は勘や慣習で書かれがちですが、根拠(エビデンス)に基づいて書くべきものです。ここでは公開データと生成AIを組み合わせた、再現性のあるリスクアセスメント手法を示します

  (1).リスクアセスメントの全体フロー
     ・危険源の洗い出し→残留リスク→注意表記への展開
  (2).エビデンスの宝庫「国のデータベース」の使い方
     ・NITEの製品事故情報(NITE SAFE-Lite)、消費者庁・経産省リコール情報からの類似事故の探し方
  (3).リスクキーワードの抽出と検索の実演(デモ)
  (4).【トレンド】AIをリスクアセスメントに組み込む
     ・事故情報の要約・分類、危険源の抽出漏れチェック、注意文の“抜け”の指摘
     ・ただし「AIの出力を鵜呑みにしない」判断ラインの引き方も併せて
  (5).収集データの分類・分析から、危険/警告/注意の3段階表記へ展開する手順
  (6).【ミニ体験ワーク】ある製品を例に、参加者がDB検索→AIで一次分析→注意文案を作る(10分・簡易版)

3.Wordを使った取扱説明書制作テクニック ― 昨今のトレンド

 ・専用ツールが増えた今、あえて「Word」に注目します。多くの企業が結局Wordで運用しており、正しく使えば改訂・多言語・AI連携に十分耐えるからです。

  (1).なぜ今あらためてWordなのか
     ・専用DTPツールとの使い分け、内製化・属人化解消の観点
  (2).品質と効率を両立する土台
     ・「スタイル」機能による表記・体裁の統一
  (3).アウトライン・見出し機能で構成を設計する/目次・相互参照の自動化
  (4).改訂に強い作り方
     ・変更履歴・差分管理、テンプレート化による更新負荷の低減
  (5).【トレンド】WordとAIの連携
     ・ AIによる表記ゆれ検出・差分確認・一次翻訳を“工程”に組み込む考え方(ツール導入前に必要な「表記ルール整備」の重要性)
  (6).第三者検証の仕組み化
     ・AI校正+人のダブルチェックで「最後に読む」から「工程で守る」品質管理へ
  (7).【ミニ体験ワーク】スタイル未整備の文書を、スタイル適用で一瞬で整える実演+参加者トライ

キーワード 海外展開 マニュアル 取扱説明書 操作マニュアル PL法 製品安全設計 仕様書 リスクアセスメント PLD 製品事故対策 製品事故予防 PS 企業リスク クレーム製品 企業責任 リコール AI 
タグ 取扱説明書リスク管理安全規格・標準説明書・マニュアル品質管理
受講料 一般 (1名):44,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):38,500円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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