信頼性物理に基づく電子部品の故障メカニズムと信頼性確保および寿命予測への応用 【弊社研修室またはオンライン】

~ 信頼性設計と信頼性検証技術、故障に至る劣化反応と基本モデル、信頼性物理に基づいた寿命予測試験、寿命データを正しく理解するための統計解析技術 ~

・故障の本質を信頼性物理で捉え、寿命を科学的に保証する方法を修得し、信頼性確保に活かすための講座
・信頼性物理に基づき故障メカニズムを想定し、劣化反応を物理的に検証して、寿命保証に活かし、信頼性の高い製品開発に応用しよう!

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講師の言葉

 既に現在は社会の進歩が著しく、多くのイノベーションが発生する世の中になっております。そのなかで信頼性はAIを含む全てのモノ・コトに対して必須であることは言うまでもありませんが、当たり前すぎてかえってその存在感は地味であります。しかし、それは多くの製造業者や機関において十分研究されてきた結果と言えます。
 全ての製造業者は、たとえ強力な既存事業を持っていたとしても、将来に亘って企業があり続けるために、新しい機能・材料やデバイスを使って、競争力があり、世の中にイノベーションを起こせる製品を生み出そうとしています。また、自動運転や空飛ぶクルマ等、社会からも期待が集まっている新しいシステムも提案もされています。いずれのシステムにおいても信頼性確保が重要な必要項目であり、現在においても大きな技術課題です。この新しい技術課題を乗り越えるには、信頼性物理をベースに故障メカニズムを想定し、劣化反応を物理的に検証し寿命保証していくことが近道です。どのような製品開発においても、皆様は故障および劣化反応を物理的に考察して保証する思考方法及び基礎知識を学んで、今後の信頼性保証に役立てていただきたいと考えております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年09月29日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品開発基幹プロセス(研究開発、製品・技術・品質戦略、企画、設計、生産技術、購買、量産、市場技術等)に、直接・間接的にかかわる技術者、研究者の方
・信頼性試験、故障解析、信頼性設計、標準管理・作成・デザインレビュー・信頼性設計・サービス計画立案等の業務を実施している皆様には特にお薦めです
予備知識 ・高等学校で学ぶ数学・物理・化学とEXCELの知識があれば望ましい
修得知識 ・信頼性物理の基礎的知識と代表的な故障メカニズム
・信頼性工学に関する入門知識
・信頼性物理的アプローチに必要な統計的データ解析技術の基礎知識
プログラム

1.信頼性の基礎:信頼性とはどういうものか?
  (1).品質・安全性・信頼性とは
  (2).本講座に関係する信頼性の主な用語
  (3).信頼性に期待される役割と目標

2.信頼性設計と信頼性検証技術の概要:信頼性を設計し、それを物理的に検証するには
  (1).信頼性設計と信頼性検証技術とは
  (2).信頼性設計技術
    a.冗長設計
    b.ディレーティング
    c.安全性設計
  (3).信頼性検証技術
    a.物理的検証技術
    b.数理・統計的検証技術
    c.知識・論理的検証技術

3.信頼性物理と劣化、破損の解明:モノの劣化・破壊するのは信頼性物理で説明ができる
  (1).故障に至る劣化反応
  (2).劣化に至る反応と基本モデル
    a.基本的な劣化の考え方であるストレス強度モデル
    b.劣化反応全般に応用されている累積損傷モデル
  (3).温度により劣化反応が加速されるモデル
    a.化学反応速度論:Arrheniusモデル
    b.θ度則:Arrheniusモデル以前から使い続けられている
    c.絶対反応速度論:Eyringモデル
  (4).湿度により劣化反応が加速されるモデルとメカニズム
  (5).応力により劣化反応が加速されるモデルとメカニズム
    a.耐久性と疲労破壊のメカニズム:SN線図とCoffin-Manson則
    b.応力に対する材料の特性:脆性・延性・クリープ破棄
  (6).電界・電流により劣化反応が加速されるモデルとメカニズム
    a.誘電体の電気特性
    b.経時絶縁破壊メカニズムと加速モデル
  (7).故障に敏感な構造体と劣化メカニズム
    a.物質の界面での反応
    b.異種物質接合・接触部

4.寿命予測:信頼性物理に基づいた寿命予測試験の実施 とポイント
  (1).集積回路における寿命予測事例
    a.経時絶縁破壊の寿命予測:モデル別の正当性と結果比較
    b.配線の寿命予測:エレクトロマイグレーションとストレスマイグレーション
    c.半田実装部の寿命予測:熱応力による破断寿命
  (2).繰り返し機械的ストレスにおける寿命予測
  (3).定量的寿命予測が困難な故障メカニズムと、それらに対する保証方法

5.寿命データを正しく理解するための統計解析技術:EXCELを使った解析技術
  (1).指数分布とその応用:信頼性創り込みに活用事例
  (2).ワイブル分布解析とそのパラメータの見方
  (3).寿命予測の為に必須な解析方法
  (4).回帰分析を使った寿命予測方法

6.最近の故障メカニズム研究と今後の展望

キーワード 信頼性物理 故障メカニズム 信頼性設計 信頼性検証技術 劣化反応 寿命予測 加速試験 Arrheniusモデル Eyringモデル 累積損傷モデル SN線図 Coffin–Manson則 エレクトロマイグレーション ワイブル分布解析 統計解析 EXCEL解析
タグ 検査寿命予測信頼性試験・故障解析品質管理未然防止はんだ回路設計絶縁電子機器電子部品
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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