～ 金属が錆びるメカニズム、汎用金属部材の腐食損傷事例とその解析および発生原因の解明と防止対策 ～
・様々な腐食の事例からそのメカニズムと防食技術を修得し、実務での腐食損傷問題解決に応用するための講座
・講師の長年の豊富な経験に基づく腐食の調査・分析・解析・対策手法を学び、機械や装置などの破損・破断事故を防止しよう！
・ＷＥＢ会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
金属腐食損傷メカニズムと効果的な防食技術 ＜オンラインセミナー＞
講師の言葉
私たちは金属とともに暮らし、その恩恵を受けた快適な日常があります。そのような中、当然ながら金属の腐食損傷に出くわすことがあります。さびは美観を損ねる些細なことから、信号機／照明灯のポールが折れたり、橋が壊れたり、水漏れを起こしたり、破断して装置が停止したりといった致命的な事故にもつながります。
そこで本セミナーでは、講師が直面し調査・分析・解析・対策を行った腐食事例を教材とし、腐食の仕組み（腐食の発生メカニズム）やそこから見える腐食を防止する方法（防食技術）などをわかりやすく解説します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | オンラインセミナー |
| カテゴリー | オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
| 受講対象者 |
・腐食防食に携わっている方はもちろん腐食防食にかかわっていなくても技術的なコンサルを業務とされている方 ・機械、装置、構造物などを作っている方 ・事故品の分析／解析をされている方 |
| 予備知識 | ・高校化学程度の知識 |
| 修得知識 |
・生の腐食損傷事例、あらゆる損傷の種類 ・事例の調査と解析方法、防食設計の指針 |
| プログラム |
１．腐食防食の基礎 （１）．さびの実験 （２）．さびるのは電子の作用 （３）．Feの電子構造 （４）．イオン化傾向（活性化列） （５）．標準電極電位 （６）．腐食のための電気化学測定 （７）．さびを防ぐ、さびさせない方法 （８）．溶射皮膜での防食
２．腐食損傷事例とその対策 （１）．身近なさびを考える ａ．身近なさび ｂ．自然環境に晒されている鉄鋼 ｃ．橋梁の錆 ｄ．歩道橋の錆 ｅ．揮発性ガスによる家電製品の錆 ｆ．製造工程など工場内での錆発生 ｇ．照明灯や信号機ポールの地際腐食 ｈ．水道鋼管の土壌腐食 （２）．ステンレス鋼の腐食事例 ａ．もらいさび（錆） ｂ．熱履歴による金属組織の鋭敏化 ｃ．保温材下による外面応力腐食割れ （３）．ステンレス鋼溶接部の腐食事例 ａ．SUS304鋼溶接部の焼け（酸化物スケール形成） ｂ．SUS304鋼溶接における熱影響部（HAZ：Heat－affected zone） ｃ．SUS304鋼製温水タンク溶接部付近の腐食 ｄ．SUS304鋼の熱影響部に生じたトンネル状の腐食損傷 ｅ．SUS304鋼製ガス配管連結管の腐食 （４）．アルミニウム合金の非鉄金属の腐食事例 ａ．アルミニウム合金 ｂ．アルミニウムサッシの腐食損傷 ｃ．アルミニウム合金の層状腐食 ｄ．アルミニウム合金の孔食と応力腐食割れ （５）．銅および銅合金の腐食事例 ａ．銅合金 ｂ．純銅の孔食 ｃ．黄銅 ｄ．快削黄銅製接手の脱亜鉛腐食 ｅ．黄銅/快削黄銅の応力腐食割れ （６）．表面処理材の腐食損傷事例 ａ．クロムめっき ｂ．装飾クロムめっきの腐食 ｃ．硬質クロムめっきの腐食 （７）．その他の腐食事例 ａ．マグネシウム合金の腐食など
３．まとめ／質疑／相談 |
| キーワード | |
| タグ | シール・ガスケット、水素、金属、バルプ・ポンプ、フランジ・ガスケット、プラント、表面改質、機械、腐食・防食、機械要素、溶射、溶接・接合、自動車・輸送機、車載機器・部品、設備、電気化学、電子機器、電子部品、配管 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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