インダストリー4.0による生産性向上と実践戦略および事例
〜 マスカスタマイゼーションの事例と全体最適化モデル、産業用ネットワークの事例(EtherCAT)、生産性向上のメカニズム〜
・IoTを活用して製造業の生産性を高め、新しいビジネスモデルを創出することで注目されるインダストリー4.0の成功ポイントを解説する講座
・インダストリー4.0における第一人者の方々が、最新動向を紹介しながら、導入のポイントを解説する特別セミナー!
・工業のデジタル化によって21世紀の製造業の様相を根本的に変えるインダストリー4.0に乗り遅れずに対応を急ごう!
講師の言葉
第一部
IoTを活用して製造業の生産性を高め、新しいビジネスモデルを創出することで第4次産業革命を目指すドイツの国策「インダストリー4.0」は近年世界各国で注目を集めています。米国や中国、そして日本でもこれに追従する動きが明確になってきている今日において、特に製造業に携わる経営者、技術開発責任者、生産技術管理者にとってこの動向は目が離せないところでしょう。
本講演では「インダストリー4.0」のこれまでの経過と現況を日米の動向を踏まえてご紹介し、直近のハノーファーメッセで公開され注目を集めている「インダストリー4.0:実践戦略」の狙いと意味合いを解説します。
第二部
ブームに流されず、マスコミのセンセーショナルな言葉に惑わされず、真実の姿を見極めて欲しいと思っています。システムを導入する企業とそうでない企業との生産性は大きく差が開きますが、それなりの投資が必要ですし、工場の現場の姿を大きく変える可能性があります。それらの長短を十分把握された上で、貴社はどうされるのか、社内でじっくりと議論して欲しいと願っております。
本講が、そのための一助となれば幸いです。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2016年01月19日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
ソフト・データ・画像・デザイン、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・メーカにおける技術開発、生産技術に関わるスタッフ、管理者
・企業の経営方針や投資を決定する権限を持った方 |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・インダストリー4.0の動向を理解し、対応策の整理ができる
・IoTを巡る世界の大まかな動向が理解できる |
プログラム |
第一部 インダストリ−4.0の実践戦略と事例
1.インダストリー4.0の概要 (1). 製造業の競争力を高める国家戦略 a.背景と経緯 b.実証実験の概況 c.成果の製品例 (2). 競争力を高めるための狙い a.デュアル戦略 b.マスカスタマイゼーション c.マスカスタマイゼーション事例 d.イノベーションの源泉の定義 d.全体最適化モデル
2.米国の動向 (1). Industrial Internet Consortium (IIC) (2). ドイツがインダストリー4.0を推進する動機
3.日本の動向 (1). ロボット革新イニシャチブ協議会 (2). Indsutrial Value-Chain Initiative
4.インダストリ−4.0実践戦略 (1). 20年のロードマップ (2). Refarence Architecture Model Industire 4.0 (RAMI 4.0) (3). インダストリー4.0コンポーネント (4). 産業用ネットワークのマイグレーションプラン
5.産業用ネットワークの事例(EtherCAT) (1). 特徴 (2). 動作原理 (3). 事例
6.日本発のつながる規格ORiN (1). 概要 (2). 日本版インダストリー4.0のプラットフォームとして活用する指針
7.インダストリ−4.0の影響と意味合い (1). 競争原理の変化 (2). 競合優位の変化 (3). 市場創出の場の変化
第二部 1.インダストリ−4.0導入による生産性の向上
2.生産性向上のメカニズム 効率化・合理化 (1). リアルタイムの判断と指示による経営のスピードアップ (2). 工場を可能な限りバーチャル化、サイバー・フィジカル・システムによる長く無駄な時間の排除 (3). システム・オブ・システムズによる世界中の工場の同時全体最適化
3.生産性向上のメカニズム 新たなビジネスによる売上増 (1). 「故障予知」サービスによる売上増 (2). 販売した自社製品の最適な使用方法を顧客に指南、そこから生まれた利益の一部を還元 (3). 「単品生産」により消費者のきめ細かい要求に応えることで新たな需要の掘り起こし (4). ビッグデータ解析、中小企業が新規参入する絶好の分野
4.今後の課題 (1). 日本の製造業に与えるインパクト (2). 個々の企業にとっての経営上の課題 (3). 業界全体にとっての課題
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キーワード |
インダストリー4.0 マス・カスタマイゼーション 全体最適化モデル EtherCAT ORiN システム・オブ・システムズ 故障予知 |
タグ |
技術経営、経営・マネジメント、生産管理、ネットワーク、機械、工作機、設備 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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