機械振動の基礎と解析・診断技術およびトラブル未然防止への応用 <オンラインセミナー>

~ 振動要因と発生条件、振動計測・解析技術とモデル化による原因診断と対策ノウハウ、設計段階および運転時の振動低減対策 ~

・機械振動の基礎と振動要因分析・原因診断のノウハウを修得し、振動未然防止と低減に活用するための講座

・振動の発生メカニズムと計測・解析に基づく原因特定および対策立案手法を修得し、設計段階での予測と未然防止および運転時の振動低減を実践するためのセミナー!

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講師の言葉

 機械には偏心、寸法公差といったアンバランス要素が存在し、機械稼働中の繰返しを含む運動は、少なからず振動を誘発します。駆動制御系の高機能化に伴う稼働速度の高速化や最適設計に基づく機器の軽量化は振動・騒音増大の要因となるため、設計段階においてどこまで運転時の振動発生を予測し、未然対策を施すことができるかが安定な製品供給につながると言えます。そこで本講義では、設計段階で振動問題に対して考慮すべきアプローチについて説明します。このアプローチは、稼働中に発生している振動の低減に対しても有効な手段となりえるものです。

 講義では、まず振動要因、なぜ振動が起こるのかについて説明し、設計段階で考慮すべき項目の整理を行います。ここでは、振動を引き起こす入力的な要素、実際に振動を起こしうる要素、そして実際の運用上考慮すべき条件の3つについて説明します。次に、設計にあたって考慮すべき、振動現象の捉え方について説明します。実際に起こりうる現象は複雑ですが、これを可能な限り簡単に捉える方法について説明します。振動をどのように数値化するかを考えるために、振動の計測方法と解析方法について説明し、数理モデルを用いた現象の特徴付けの方法について説明します。最後に、いくつか振動事例を取り上げ、説明したアプローチの具体的な適用について説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年11月11日(水) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計・生産技術・設備技術に携わる技術者の方
・設備保全・設備診断(振動診断)に携わる技術者の方
・機械振動の基礎理論から振動の計測・解析方法や事例に基づく未然防止策までを学びたい方
予備知識 ・高校卒業程度の物理や数学の知識
修得知識 ・振動工学に基づく機械振動の発生メカニズムと数理モデルを用いた振動現象の理解
・振動要因(加振・系・条件)を整理し、振動現象を構造的に分解・把握する手法
・振動計測および解析を通じて、振動現象の特徴抽出と原因特定を行う技術
・設計段階において振動発生を予測し、未然防止および低減対策へ具体的に反映する手法
プログラム

1.振動要因の特定と発生条件

  (1).加振力の特定

    a.運動に起因する加振

    b.力加振、変位加振

    c.ランダム加振、その他の外乱

  (2).振動系の発生要素の整理

    a.考慮すべき慣性項、弾性項の設定とモデル化

    b.振動現象における支配的要素(主因)と従属要素の切り分け

    c.連成関係の把握とその影響の評価、その他

  (3).発生条件の特定

    a.運転条件と制約条件

    b.臨界条件の有無

    c.偶然要因と必然要因の切り分け、その他

 

2.振動現象の把握と定量評価・原因診断

  (1).現象の定量化手法

    a.振動計測による応答データの取得

    b.音響計測による騒音特性の把握

    c.エネルギー流れの計測と影響の評価、その他

  (2).測定データの分析と特徴抽出

    a.時間領域、周波数領域における特性分析

    b.時間―周波数解析および実験モード解析による可視化

    c.実験モード解析を用いた動特性の同定、その他

  (3).モデル化による振動現象の評価と原因診断

    a.集中質量系モデルによる挙動再現と要因評価

    b.分布質量系モデルによる詳細な特性把握

    c.数値解析による振動応答の予測と影響評価、その他

 

3.実システムにおける振動事例の原因診断と対策ノウハウ

  (1).粉砕ミルに発生する自励振動の原因診断と対策

    a.実機データ解析による振動特性の抽出

    b.モデル実験による発生要因の再現と検証

    c.診断結果に基づく対策の立案と実施

  (2).往復動式圧縮機における衝撃振動の原因特定と対策

    a.実機データ解析による異常挙動の把握

    b.モデル実験による発生メカニズムの解明

    c.原因に基づく対策の具体化

  (3).ラグタイヤ走行車両の振動・騒音の発生要因特定と対策

    a.実機データ解析による振動・騒音特性の分離

    b.ラグタイヤ特性の評価と影響要因の特定

    c.対策方向の整理と対策例

 

4.まとめ:設計段階および運転時における振動低減の実践ポイント

  (1).設計段階における振動予測と低減設計への反映

  (2).運転時における振動診断結果に基づく低減対策

キーワード 機械振動 振動トラブル対策 振動原因診断 振動解析 振動計測 振動低減 未然防止 モード解析 自励振動 衝撃振動 シミュレーション 振動対策設計 データ解析 回転機械振動 モデル化 モデリング
タグ シミュレーション・解析機械構造物自動車・輸送機振動・騒音
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日