デジタルツインを利用した設備診断技術と余寿命予測への応用 <オンラインセミナー>

~ メンテナンスおよび設備診断、Modelicaを用いたモデル化と設備診断・余寿命予測、Modelica言語によるモデル作成の実践法 ~

機器のモデル化を表現する「デジタルツイン」を診断、余寿命予測に効果的に活用するための講座

「デジタルツイン」技術のモデルの構築性、適用性を機器の強度設計・健全性確保・長寿命化へ活用しよう!

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講師の言葉

 現在、IoT、Industry4.0に関係する注目すべきキーワードとしてデジタルツイン(現実の物理世界と同じものをデジタルのサイバー世界にリアルタイムにモデル化して表現するもの)がある。デジタルツインの場合には、実際のものにセンサーを取付け、実世界でのデータをデジタルのモデルに戻して解析を行い、実世界で起きていることをモデルによるシミュレーションで再現できる。

 このためには、センサー情報をモデルに戻してモデルのパラメータを変更し、シミュレーションすることが必要となる。Modelica言語は、モデルの構築性と適用性においてデジタルツインの基盤として優れた特長を有する。

 一方、設備診断において従来から課題であった寿命予測に対してデジタルツインは非常に有効な手法と考えられるので、今後の展開が期待される。

 本講習では、Modelica言語を用いて対象の機器および故障の事例をモデル化することによって、

  (1).ある原因で故障した場合に生じる現象の推定

  (2).実際に起きている故障からの原因の推定

  (3).現状の状態で使った場合の寿命の予測

 について手法の紹介を行うとともに実際にモデルの構築とシミュレーションのデモを行う。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年10月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・機器の設計者(使用時に生じる損傷を予測した機器の設計に活かす)
・メンテナンス技術者(機器に生じている現象から原因を推定、余寿命予測)
(機械、製造装置の開発設計、強度研究、信頼性保証に関わる方や保守保全などメンテナンスに関わる方)
予備知識 ・Modelica言語については講習会の中で触れるので予備知識は不要です
・機器のモデル化に当たって、機器の物理的な関係式を知っておく必要があります。例えば、講習会ではモデル化の一例として回転機械を扱いますが、回転機械について予備知識があると理解の助けになると思います(知らないと受講できないわけではありません)
修得知識 ・機器の設備診断・検査技術の概要
・Modelica言語を用いたモデル化
・Modelica言語を用いることによる機器の診断および余寿命予測での有効性・有用性
プログラム

1. メンテナンスおよび設備診断の概要

  (1).検査対象機器

  (2).メンテナンス

    a.劣化の類型

    b.保全の方式

    c.予防保全

    d.状態監視保全

    e.設備の信頼性

    f.RCMとRBI

  (3).検査・診断技術

     ・状態監視から診断の流れ

  (4).計測技術

    a.各種計測技術

      ・計測方法に基づいた分類

      ・計測対象に基づいた分類

    b. 計測技術詳解

  (5).信号処理・データ処理技術

    a.フィルタリングおよび補正

    b.各種データ処理手法

      ・統計解析

      ・時系列解析

    c.データ解析

      ・ウェーブレット解析

      ・サポートベクトルマシン

      ・パターンマッチング

    d.画像処理

      ・パターン認識

  (6).評価・診断技術

    a.状態監視から診断の流れ

    b.データ処理手法による判別

    c.モデル手法による判別

 

2. Modelica言語を用いたモデル化と設備診断・余寿命予測への応用

  (1).1DCAE

    a.実機の解析方法

    b.1DCAEとModelica言語

  (2). Digital Twin

  (3).物理モデルを用いるメリット

  (4).Modelica言語によるモデル作成事例および設備診断への適用

      ・Modekicaによるモデル化と事例

  (5).モデルを用いた損傷予測(ジャーナル軸受での事例)

  (6).モデルを用いた損傷予測(デジタルツイン)

  (7).まとめ

 

3. Modelica言語によるモデル作成の実践

      ・Openmodelicaを利用したデモ

キーワード デジタルツイン メンテナンス RCM RBI信号処理・データ処理 Openmodelica データ解析 プラント データ分析 機械 設備診断 余寿命予測 IoT Industry4.0 保守保全 故障解析 評価診断
タグ 検査シミュレーション・解析寿命予測非破壊検査未然防止統計・データ機械構造物設計・製図・CAD設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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