車載センサによる車両周辺環境認識のための状態推定技術とその自動運転への応用

〜 自動運転の必要技術、カルマンフィルタと状態推定、移動物体の追跡と運動推定、自動車の自動運転への適応 〜

・自動運転自動車における車載センサの高精度な認識技術を習得し高性能システムに活かすための特別講座!

・自動運転システムの基礎から実際の市街地における公道走行実験の概要と成果まで公聴できる特別セミナー!

講師の言葉

 現在自動運転自動車が世界中で開発され、多くの注目を集めております。自動運転自動車では車載センサにより周辺環境如何に精度よくロバストに認識できるかが性能の良し悪しを決める1つのポイントとなります。本講演では、自動運転に必要なセンシングアルゴリズムの基礎理論から、実際の自動運転システムへの応用まで、カルマンフィルタを中心とした内容として、分かりやすく丁寧に解説を行います。また、講師の研究室が国内の大学初の試みとして2015年2月末から実施中の市街地における自動運転自動車の公道走行実験の概要とその成果、使用している自動運転システムの概要についても解説します。 

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年03月13日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車の自動運転や移動ロボットの自律化に興味のある技術者の方 ・移動ロボットのセンシングに興味がある方 ・センサを応用したシステムを開発されている方 ・カルマンフィルタに興味のある方 ・経験の浅い方もお気軽に参加いただければと思います
予備知識 ・特別な予備知識の必要はありません
修得知識 ・センサの誤差統計量の表現方法  ・カルマンフィルタを用いた各種状態推定手法 ・移動物体の追跡と運動状態(併進速度,旋回速度など)の推定 ・自動運転自動車に関する基礎知識
プログラム

1.自動車の自動運転に関する研究動向と必要技術

  (1).研究動向と必要技術

  (2).オンボードセンサ(車載センサ)の実例

  (3).自動車における状態推定アルゴリズムの実例

 

2.カルマンフィルタと状態推定

  (1).誤差統計量の表現方法

  (2).最小分散推定とマルチセンサフュージョン

  (3).カルマンフィルタによる状態推定

  (4).拡張カルマンフィルタによる状態推定

 

3.その他の状態推定アルゴリズム

  (1).パーティクルフィルタによる状態推定

  (2).バイナリベイズフィルタによる判定

 

4.移動物体の追跡と運動推定

  (1).マハラノビス距離とX²検定

  (2).データアソシエーション、複数移動物体追跡

 

5.自動車の自動運転への適応

  (1).金沢大学の自動運転システムの概要

  (2).市街地公道実証実験の概要

  (3).実証実験により得られた成果と現状の課題

キーワード 車載センサ 状態推定アルゴリズム カルマンフィルタ パーティクルフィルタ バイナリベイズフィルタ  データアソシエーション
タグ 自動運転・運転支援技術・ADASセンサ自動車・輸送機車載機器・部品制御電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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