機器・システム操作性向上のポイントとユーザビリティ評価法

〜人間の認知・感性、よいデザインの条件、使いやすさの測り方とその留意点、計測データから製品設計への活かし方〜

  • 使いやすいヒューマンインタフェースの開発・設計に必要な評価法を体系的・実践的に修得する講座!
  • ユーザの感覚をデータとして取り出して活用し、民生品や産業機器の操作性向上に活かそう!

講師の言葉

 システムや機器の性能が向上し、機能も複雑化してきた現在、それらを使いこなすことの困難さが課題となっている。さらに、使うことへの主観的満足度も、これからは民生品だけでなく、産業機器でも重要な位置を占めるものと考えられる。
 このような背景の下、ヒューマンインタフェースの分野に各企業が大きな投資を行っており、ユーザが使いやすいシステムや機器の開発へと繋がっている。一方エンジニアリングとして、良いヒューマンインタフェースを具体的に開発・設計することを考えると、ユーザとシステム・機器との間のインタラクションを「測る」ということが必要となる。
 本講では、ヒューマンインタフェースの考え方を説明し、その具体的な評価法を体系的、そして実践的に説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月17日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 家電、パーソナル機器、輸送機器、公共システム・機器、産業システム・機器、ソフトウェアシステムなどの分野における、企画、研究、開発、設計、製作、デザイン、評価などに係る方
予備知識 予備知識は特に必要ございません。すべてのシステムや機器には必ずそれを使う人がいるということを理解していること。
修得知識 ・ヒューマンインタフェースを正しく理解する ・ユーザとシステム・機器との間のインタラクションの測り方、すなわち、「使いやすさ」、「使っているときのユーザの頭の中」のことを具体的なデータとして取り出す諸方法を、体系的かつ実践的に修得する。
プログラム

1. ヒューマンインタフェースとその理論
  (1). ヒューマンインタフェースとは
  (2). なぜ、何が難しくなったのか
  (3). 認知・行為から考える
  (4). 感覚・知覚・記憶・注意から考える
  (5). ヒューマンエラーから考える

2. 「使いやすさ」とはどういうことか
  (1). よいデザインの条件
  (2). 使い方をすべて覚えなくとも済むように
  (3). ユーザビリティの考え方

3. 技術的解決には「使いやすさ」を測ることが必要
  (1). データとして取り出すこと、およびデータの種類
  (2). 実験を行わずに予測する方法
  (3). 被験者実験により評価する方法
  (4). 使う人を観察する方法
  (5). 使った人から聞いてみる方法
  (6). 被験者を使う実験における注意点
  (7). データ解析の要点
  (8). 計測データから製品の位置づけと設計へ(事例)

キーワード HI UI 認知 感性 ヒューマンエラー ユーザビリティ 被験者実験 データ解析
タグ 使いやすさ・ユーザビリティ設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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