不良品を出さない検査技術と品質管理への応用

〜 検査目的と評価、検査技術のポイント、設計審査と工程設計、品質管理への応用 〜

  • ものづくりの中枢である検査技術を学び、不良品対策や品質改善に応用する講座
  • 検査技術のポイントと検査結果情報の効果的利用法を修得し、製品の高度化や不良品対策に活かそう!

講師の言葉

 検査は、製品の良否を判定する面だけが強調されがちである。ところが、検査は物作りの中枢として極めて重要な情報発信の中心である。つまり、検査データは物作りプロセスそのもののばらつきを反映しているものであるため、検査結果情報の効果的利用は、物作りシステムの、基本的な改善・改良のドライブになるものである。
 さらに、検査技術向上のカギは、製品の設計、製造のプロセス、材料選択、等の他、検査や製造に直接携わる“人”との関連も極めて重要で、これらを軽視したのでは、グローバル化の進展環境下での競争力は覚束ない。
 そこで、この講義では、検査を中心にした物作り競争力育成の観点から、物作り技術、人作り、さらに、統計・情報技術・自動化技術に支えられた、製品検査の舞台構築と改善を考える。又、昨今のグローバル化で、特に重要視される顧客視点でのCS向上と、迅速な情報ネット、ビッグデータ管理の導入、並びに製品機能の本質認識に始まる検査技術も考える。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月21日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品の設計・製造、検査工程の設計、並びに検査実務担当者 ・物作り競争力の向上を目指す方
予備知識 ・自社製品に求められる基本特性や信頼性、検査と品質に関する問題意識があれば、より理解が深まります
修得知識 ・グローバル化進展の中で、製品の高度化に対応した、今後の改善指針が得られる
プログラム

1.競争力には絶対的な品質の確保
 
(1).現場と現実を知る
 (2).検査はCS向上と品質改善の司令塔

2.検査技術のポイント
 
(1).検査の目的と成果の評価
 (2).非破壊検査、官能検査、抜き取り検査、限度見本
 (3).源流管理 
 (4).トレーサビリティーとクレーム対応

3.人と組織
 
(1).専門の能力の育成と訓練・意識作り
 (2).創造性のある組織作り

4.合理化の推進・品質管理への応用
 
(1).バラツキ低減を支える統計的品質管理の導入
 (2).管理図・工程能力、ビッグデータ管理
 (3).設計審査と工程設計
 (4).品質工学や実験計画法に触れる

5.今後の製品と検査技術の対応
 
(1).製品と検査規格のグローバル化対応
 (2).カスタム品の個別検査化、風合い
 (3).検査技術と機器の進歩:非破壊検査、ライフサイクル対応、形状認識

キーワード 検査技術 品質管理 非破壊検査 官能検査 抜き取り検査 品質工学 実験計画法
タグ イノベーション規格・標準技術経営検査非破壊検査品質管理品質工学設計・製図・CAD設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日