電子機器における熱設計の基礎と放熱デバイスの最適選定および放熱設計への応用と実践ノウハウ <オンラインセミナー>
~ 最近の放熱設計の現状と直面する課題、熱設計実務に必要な伝熱工学、各種放熱デバイスの基本特性と最適な選択手法、実務に役立つ温度測定方法、各種放熱デバイスの実際の使用例 ~
・熱設計の基礎や放熱デバイスの特性から熱設計の実践ノウハウや放熱デバイスの最適選定のポイントまでを修得し、電子機器の放熱設計実務に活かすための講座
・電子機器の小型・高密度化やデータセンターの需要増により、さらに重要性の増す放熱設計について、実際の製品事例を用いた設計のポイントや放熱デバイスの使い方を修得し、製品の高性能化や信頼性向上に活かすためのセミナー!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
今後熱設計に取り組まれる技術者、もしくは放熱デバイスを開発予定の材料技術者を対象として、1) 熱設計の現状、2) 熱移動に関する基礎知識の確認、3) 放熱デバイスの特性と使い方、4) 温度測定、そして最後に実際の製品における熱設計のコンセプトと放熱デバイスの使用方法を解説する予定である。
本セミナー受講後は、初学者でもシミュレーションを別とすれば、すぐに放熱設計を開始するための最低限の基礎知識を習得できることを目指す。放熱デバイスについては、熱設計の中心となるヒートシンク、TIM (Thermal Interface Material)、ヒートパイプ・ベーパーチャンバを、時間を割いて詳しく述べたい。
実際の製品における放熱デバイスの使用例では、スマートフォン、ノートPC、グラフィックボード、データセンター、車載用バッテリーを取り上げ、分解写真や特許などの資料を用いて、放熱デバイスの使用方法における勘所や背景を詳しく説明する予定である。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年04月04日(金) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・電気、電子、通信機器メーカーで放熱設計に携わる予定の技術者の方
・材料メーカーで現在もしくは今後放熱デバイスの開発、販売に携わる方
|
予備知識 |
・特に必要ありませんが電子機器などの熱管理が重要な製品の設計経験があると理解が深まります |
修得知識 |
・今後放熱設計を始める、もしくは続けていくにあたり最低限知っておくべき知識
・電子機器の設計開発における放熱設計に必要な基礎知識
・電気・電子機器メーカーの技術者がどのようなプロセスでデバイス選定を行なっているかの実務知識
|
プログラム |
1.最近の放熱設計の現状と直面する課題
(1).対流・輻射冷却から熱伝導主体の冷却へ
(2).電力密度の上昇
(3).放熱経路の変化
(4).薄型・高性能化が求められる放熱デバイス
(5).データセンターの電力問題
2.熱設計に必要となる伝熱の基礎知識と実務への展開
(1).熱設計に必要な3つの熱移動形態
(2).熱伝導(個体間の熱移動)
(3).熱伝達(個体と流体間の熱移動)
(4).輻射(電磁波による熱の移動)
(5).熱抵抗の定義と実用上の注意点
3.各種放熱デバイスの基本特性と最適な選択手法
(1).ヒートシンク
(2).TIM (Thermal Interface Material)
(3).グラファイトシート
(4).ヒートパイプ
(5).ベーパーチャンバー
(6).空冷ファン
4.熱設計実務に必要な温度測定方法とそのポイント
(1).熱電対
a.熱電対の測定原理
b.熱電対を使う上での注意点
(2).サーモビューワー
a.サーモビューワーの特徴
b.微小な対象を測定する際注意すべきこと
5.電子機器における放熱設計の実践ノウハウ
~分解写真や特許などを用いた放熱デバイスの使用方法における勘所~
(1).スマートフォン
(2).ノートPC
(3).グラフィックボード
(4).データセンター
(5).車載用バッテリー
(6).実際の使用例に見る放熱デバイスの使用上の注意点
|
|
キーワード |
放熱設計 放熱デバイス 電子機器 伝熱工学 ヒートシンク TIM ベーパーチャンバー 熱電対 サーモビューワー スマートフォン ノートPC バッテリー データセンター ヒートパイプ コールドプレート 液侵冷却 |
タグ |
精密機器・情報機器、リスク管理、安全、パワーデバイス、プラント、プリント基板、リチウムイオン電池、ロボット、回路設計、機械、車載機器・部品、精密機器、電子機器、電子部品、熱設計 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。