初級・中級信頼性技術者のための実践講座:電子機器・デバイスの故障メカニズムと解析技術および故障未然防止策への応用 <オンラインセミナー>
~ 市場故障を考慮した未然防止法と留意点、各種部品の故障メカニズム、信頼性試験の進め方とそのポイント、電子機器に及ぼすサージ・ノイズ、電子機器の故障解析のポイント ~
・市場故障の原因や解析法を理解し、業務で発生する信頼性問題に適切な対応をとるための基礎知識を修得する講座
・未然防止策の基となる故障メカニズムから信頼性を確認する試験や対策などの実践的なポイントまでを修得し、信頼性の高い製品開発へ応用しよう!
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講師の言葉
電子機器の高い信頼性を構築してきたベテラン技術者の退職などに伴い、技術者育成が最大の課題になっている。また、最新技術の開発が盛んになり、経験ができない場合が多くなっている。この経験を補う方法として故障メカニズムなど物性的な知識をもとに課題解決の能力を身に付けることがある。本セミナーはこのような技術者を早期に育成し、継続的に対応できるようにするためのものである。
未然防止策の基となる故障メカニズムを、事例を含めてわかりやすく説明するとともに、信頼性を確認する試験や対策など実践的な面も説明する。さらに故障が発生した場合の故障解析も事例を中心に詳しく述べる。
以上のように本セミナーでは電子機器の信頼性を作り込むための基本的な知識を網羅した内容になっている。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年04月01日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・電子機器・電子部品メーカの信頼性、品質関連の技術者の方
・特に新規参入する技術者を意識し、信頼性に係る知識を網羅しているが、物性的に検討しており、初級・中級技術者の方にも十分役立つ |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・市場故障の原因や解析法を理解し、業務で発生する課題に適切な対応が取れるための基礎知識も習得できる |
プログラム |
1.高信頼性電子機器の開発の流れ
(1).製品開発までの流れ
(2).FMEAによる未然防止法とデザインデビューによる品質確認
(3).技術者に必要な知識と知恵
2.電子機器の市場故障(自動車のリコール情報から)
(1).制御プログラムの不具合
(2).開発・設計による不具合
(3).製造における不具合
3.未然防止法の留意点
(1).実際の故障期の特徴と故障メカニズム
(2).対処すべき故障
(3).市場故障を考慮した未然防止法
(4).未然防止のための設計
(5).信頼性評価
4.信頼性への要求と規格
(1).信頼性の規格とその問題
(2).車載用電子機器への要求
5.一般環境における故障メカニズム
(1).材料の安定状態
(2).温度による故障モード
(3).熱応力、熱疲労
(4).湿度と表面水分付着量
(5).水分による故障モード
6.各種部品の故障メカニズム
(1).MLCCの故障メカニズム
(2).LIB、および電界コンデンサの故障メカニズム
(3).リレー、接点めっきの故障メカニズム
(4).高分子材料の特性要因と劣化
(5).LSIの変遷と故障メカニズム
(6).パワーデバイスの故障メカニズム
(7).ICパッケージの故障メカニズム
(8).実装基板の故障メカニズム
7.信頼性試験の進め方とそのポイント
(1).信頼性試験(加速試験)の進め方
(2).加速係数の求めかた
8.環境ストレスと試験
(1).環境ストレスによる故障モード
(2).各ストレスに対する対策
(3).信頼性試験
9.電子機器に及ぼすサージ・ノイズ
(1).サージの種類と対策
(2).EOSの原因究明事例
(3).電磁波ノイズの試験法と課題
10.部品選定
(1).部品選定法
(2).市場流通在庫品の評価
(3).良品解析による部品選定
11.電子機器の故障解析のポイント
(1).故障解析の重要性
(2).故障解析の流れ
(3).故障解析ツール
(4).ロックイン発熱解析を用いた解析事例
(5).故障メカニズムの検証
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キーワード |
市場故障 故障メカニズム 信頼性評価 故障モード 信頼性試験 サージ EOS 電磁波ノイズ 良品解析 部品選定 故障解析 |
タグ |
検査、信頼性試験・故障解析、ノイズ対策・EMC・静電気、FMEA・FTA・DRBFM、パワーデバイス、基板・LSI設計、電子部品、LSI・半導体 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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