生体信号計測の基礎と医療ヘルスケア技術およびヒューマンインターフェースへの応用とそのノウハウ <オンラインセミナー>
~ 体表面における生体信号と非接触計測への応用、生体信号処理とノイズ対策のポイント、生体信号と電磁波の相互作用、医療ヘルスケア/生体通信/ヒューマンインターフェースへの応用技術 ~
・生体計測における信号処理とノイズ対策、電磁波との相互作用から医療ヘルスケアなどの最新応用技術まで修得し、ウェアラブル機器やセンサの開発に活かすための講座
・筋電図や呼吸、発汗などの各種生体信号の基礎からノイズの原因と対策、非接触計測の最新トレンド技術まで修得し、日常生活下での生体計測や医療・ヘルスケアに応用しよう!
・生体の電気信号の計測・解析手法から生体情報通信やヒューマンインターフェースへの応用のポイントまで修得し、技術開発や新規事業に活かそう!
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講師の言葉
(第1部)
近年、医療ヘルスケア分野では、家庭環境や日常生活下における長期間の生体計測が求められています。腕時計型やパッチ型のウェアラブルデバイスが注目されており、医療機器として製品化されたものもあります。しかし、長期間の計測をより広いユーザーに対して実施するためには、皮膚への接触をできるだけ少なくする、より低侵襲な計測方法が求められています。また、安静条件下ではなく日常生活下での計測が求められるため、従来の生体計測機器と比較してノイズ対策がより重要な技術となっています。特に非接触での計測を目指す上では、環境や体動に起因するノイズへの対応が不可欠です。
本講義では、体表面で計測可能な生体情報とその計測方法について概説します。また、非接触計測技術と、生体計測に特有のノイズ及びその対策と、医療ヘルスケアへの応用を紹介します。
(第2部)
生体は特異な電気特性を有する誘電体です。緻密な組織構造、個人差、刻々と変化する生理作用が絡み合い、生体と電磁波は複雑な相互作用を生じます。この相互作用を有効活用することで、情報通信・医療ヘルスケア・ヒューマンインターフェースなど多様な技術分野に応用することが可能です。
本セミナーでは生体と電磁波の相互作用の基礎からはじまり、最新の研究開発事例を例にウェアラブル機器/センサや非侵襲生体センシング技術への応用方法までわかりやすく解説します。さらに、技術開発上の課題と典型的な解決方法、その際に必要となるツールの知識と適切な選択方法など、実践的な内容にも触れます。これから関連する開発業務に携わる技術者の方はもちろん、情報通信や医療ヘルスケア分野の新規事業を立ち上げたい管理職、企画職、営業職の方にも役立つ内容となっています。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年11月14日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、化学・環境・異物対策、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・心拍などの生体信号計測に興味や関心のある方
・非接触計測、非侵襲生体センシングに関心のある方
・生体と電磁波の相互作用を応用した技術に興味があり基礎を学びたい方
・ウェアラブル機器、センサや非接触計測、非侵襲生体センシング技術および製品開発に携わる方
・情報通信や医療ヘルスケア分野の新規事業立ち上げを検討している企業の方
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予備知識 |
・高校レベルの数学と物理の知識
・大学レベルの電気回路や電磁気学の基礎知識があるとより理解が深まります
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修得知識 |
・体表面で計測できるさまざまな生体信号の計測原理
・生体計測におけるノイズ対策
・医療ヘルスケア応用における研究開発のトレンド
・生体組織の電気特性や電磁波の振る舞いといった基礎知識
・ウェアラブル機器/センサや非侵襲生体センシング技術に関する最新動向
・研究開発に必要なツールの知識と適切な選択方法
・技術開発上の課題と典型的な解決方法
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プログラム |
(第1部)体表面における生体信号と非接触計測技術
1.日常生活下における生体信号計測のニーズと課題
(1).健康高齢化社会と常時計測へのニーズ
(2).生体信号の常時計測における課題
2.体表面における生体信号
(1).体表面電位
a.心電図
b.筋電図(骨格筋と内臓平滑筋)
c.脳波
(2).体表面振動
a.呼吸
b.心拍
c.体動
(3).その他の生体信号
a.発汗
b.生体音
c.酸素飽和度
d.活動量
3.非接触計測
(1).非接触生体計測技術のトレンド
(2).ドップラーセンサを用いた体表面振動の計測
(3).非接触計測技術の応用
4.生体信号計測におけるノイズと信号処理
(1).さまざまなノイズ
a.人体に起因するノイズ
b.周辺環境に起因するノイズ
c.デバイスに起因するノイズ
(2).医療・ヘルスケア応用における実例
a.周波数特徴を利用した信号分離
b.信号の周期性を利用した特徴抽出
c.機械学習
5.まとめと将来展望
(第2部)生体と電磁波の相互作用の基礎と応用 ~情報通信から医療ヘルスケアまで~
1.生体と電磁波の相互作用の基礎
(1).研究開発がすすむ背景
a.ウェアラブル機器/センサ
b.非侵襲生体センシング
c.要素技術と課題
(2).前提となる基礎知識
a.電磁気学の全体像
b.マクスウェル方程式
c.電磁波の基本特性
d.生体の電気特性
e.生体信号との関連
(3).解析/実験ツール
a.電磁界解析
b.数値人体モデル
c.FDTD法による解析例
d.高周波測定器
e.電磁ファントム
f.実人体やファントムによる測定例
2.情報通信技術への応用
(1).ボディエリアネットワーク
a.アプリケーション例と標準化動向
b.技術仕様
(2).アンテナ設計
a.様々なアンテナ
b.アンテナの基本特性
c.ボディエリアネットワーク用アンテナの開発例
(3).人体通信の基礎
a.通信方式と利用形態
b.伝送メカニズム
c.要素技術と課題
(4).人体通信の研究開発事例
a.従来測定法の問題とウェアラブル測定環境
b.電極最適化によるインピーダンス整合
c.エナジーハーベスティングとバッテリレス化
d.インプランタブル機器への応用
(5).生体や他のシステムへの影響
a.電磁曝露と生体安全性
b.電磁両立性
3.医療ヘルスケア技術・その他の領域への応用
(1).医療ヘルスケア
a.非侵襲血糖モニタリング
b.インピーダンス脈波計測
c.自動車運転中の心電図計測
d.アプリケーション例
(2).その他の領域
a.ヒューマンインターフェース:指識別による入力拡張
b.アパレル:皮革を用いた服飾用アンテナ
c.食品:食肉の熟成評価
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キーワード |
生体信号 生体計測 センシング 非接触計測 非侵襲センシング 日常生活 常時計測 体表面電位 心電図 筋電図 呼吸 心拍 体動 発汗 生体音 酸素飽和度 活動量 ノイズ対策 ドップラーセンサ 医療ヘルスケア ウェアラブルデバイス 電磁波 情報通信 人体通信 生体通信 電気信号 高周波測定 電磁界解析 FDTD法 アプリケーション アンテナ設計 エナジーハーベスティング バッテリレス インプランタブル機器 血糖モニタリング アパレル 食品 ヒューマンインターフェース |
タグ |
精密機器・情報機器、自動運転・運転支援技術・ADAS、アンテナ、バイオ・遺伝子、信号処理、医療・再生医療、通信、リスク管理、安全、スマートフォン、スマートメータ、センサ、ノイズ対策・EMC・静電気、モバイルコンピューティング、感性・脳科学・認知工学、ロボット、生理・官能検査、医療機器、生体工学、回路設計、データ分析、計測器、磁石・磁性材料、自動車・輸送機、車載機器・部品、精密機器、電子機器、電磁波 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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