流体解析・流体シミュレーションの基礎とデータ科学を用いた性能最適化への応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ 流体力学の基礎、ものづくりのための流体シミュレーション、統計解析・機械学習・多目的最適化、流体シミュレーションとデータ科学の融合による次世代コンピュータ支援ものづくり ~
・機械学習やデータ科学を流体シミュレーションに応用する技術を修得し、最適な流体性能を持つ製品設計に応用するための講座
・安価で高速に流体性能を予測する機械学習や、少ない試行回数で最適な三次元形状を探査できる多目的最適化技術を修得し、高性能な製品開発に応用しよう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
流体力学は、機械・土木・建築・航空・船舶・化学工学などの幅広い産業分野を支える重要な力学の一分野です。
本講義では、流体力学の基礎としてまず、物理学の根幹となる質量、運動量、エネルギー保存則に着目して解説を行い、流れ現象を理解するための勘所を理解してもらいます。
次に、流体力学から導き出された基礎方程式をシミュレーションにより演繹的に予測する手法について概説し、シミュレーションでより良い結果を得るためのポイントをお話します。さらに、シミュレーションから得られる結果をデータとして活用し、機械学習等を用いて流体性能を安価かつ高速に予測する手法や、多目的最適化により、より少ない試行により最適な流体性能を持つ形状を三次元的に探査する手法について説明します。
最後に、システム化された工業製品の開発において重要な、異なる分野をまたぐ性能最適化に向けた課題と解決策について議論します。具体例として自動車の開発をあげて講義しますが、同様の考え方はその他の輸送機器や、さらに機械工学、化学工学、建築工学等の幅広い流体分野への展開が可能です。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年07月20日(木) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・設計開発の実務現場で市販ソフトを用いて流体シミュレーションを活用している若手技術者の方
・シミュレーションソフトの仕組みを理解し、結果の妥当性を検討できる力を養いたい方
・機械学習や多目的最適化等のデータ科学と融合させたさらに高度なものづくりに興味のある方
・中堅エンジニアで流体力学やデータ科学的手法の基礎を学びなおしたい方
|
予備知識 |
・大学初年度程度の数学と力学の知識
・流体シミュレーションの経験
|
修得知識 |
・実施したシミュレーション結果の妥当性をおのずから検討できるようになります
・シミュレーションをより高度に用いるためのデータ科学の勘所がわかるようになります
|
プログラム |
1.流体力学の基礎
(1).流体の静力学
(2).質量保存則と流量
(3).エネルギー保存則とベルヌーイの定理
(4).運動量保存則と流れに置かれた物体に作用する力
(5).粘性流体の力学
(6).層流と乱流
(7).流体運動の基礎方程式
2.流体シミュレーションの基礎
(1).基礎方程式と差分法による離散化
(2).有限体積法
(3).乱流モデル
(4).前処理と後処理
(5).ものづくりのためのシミュレーション
3.データ科学の基礎と機械学習
(1).統計学の基礎
(2).多変量解析
(3).機械学習とニューラルネットワーク
(4).多目的最適化
4.シミュレーションとデータ科学の融合によるものづくり ~自動車開発を例に
(1).機械学習によるサロゲートモデルの構築
(2).流体性能の多目的形状三次元最適化とサロゲートモデルの活用
(3).主成分分析による特徴的流れ場の抽出と流体性能との関係
(4).機械学習による縮約モデルの構築
(5).その他の応用可能分野
a.輸送機器
b.機械工学
c.化学工学
d.建築工学
5.異分野共創によるものづくりに向けて
|
キーワード |
流体力学 流体解析 流体シミュレーション データ科学 次世代コンピュータ支援ものづくり ベルヌーイの定理 粘性流体 層流 乱流 流体運動 有限体積法 モデル 機械学習 統計学 多変量解析 ニューラルネットワーク 多目的最適化 サロゲートモデル 三次元形状 主成分分析 特徴的流れ場 |
タグ |
統計・データ解析、AI・機械学習、シミュレーション・解析、データ解析、バルプ・ポンプ、統計・データ、機械、材料力学・有限要素法、自動車・輸送機、車載機器・部品、省エネ、設計・製図・CAD、流体解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。