3次元計測技術の基礎と実践的応用およびそのポイント <オンラインセミナー>

~ 3次元システムの要素技術、3次元データ抽出の原理、3次元画像技術の受動的方法と能動的方法、工業応用例 ~

・3次元計測技術の計測原理に立った要素技術を修得し、誤差のない高精度な計測や開発実務に応用するための講座

・3次元計測技術に必須となる光学知識や画像処理技術をシミュレーションを用いて、具体的かつ体系的に学び、製品開発に応用しよう!

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講師の言葉

 近年、3次元画像計測技術は、様々な分野で用いられるようになってきた。3次元計測装置は多くの市販品があるものの、工業的に用いられる実在する物体に適用した際、大きな誤差が生ずる場合がしばしば生ずる。このような問題に対応するためには、まず、その計測原理に立ち戻ったうえで検討する必要がある。しかしながら、3次元計測技術を構成する要素技術は多岐にわたり、初学者には敷居が高い事が想定される。

 そこで、本セミナーは、3次元画像計測の要素技術の習得のために必要な初歩的な光学知識や画像処理技術をシミュレーションを用いて、具体的かつ体系的に説明し、その上で、様々な3次元画像計測技術の原理とそれを応用した最先端の3次元計測技術について紹介する。本セミナーはこれから3次元画像計測に取り組もうとする若い技術者や業務において3次元画像計測技術に取り組んでおり、この技術課題を抱えている技術者などを対象とする。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年04月26日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・3次元画像計測技術について初めて取り組む若い技術者
・業務に3次元画像計測技術を取り入れることを検討している技術者
・業務において3次元画像計測技術の限界に直面している技術者

予備知識 ・大学学部卒業程度の物理、数学の知識
修得知識 ・3次元画像計測に関連するイメージセンサや画像処理に関する基礎知識
・3次元画像計測装置を選定する際に必要となる知識
・システムに3次元画像計測メカニズムを組み込む際に必要となる要素技術
・新たな3次元計測装置の開発するために必要な基礎知識
・現在の3次元画像技術の限界とそれを打破しようとしている最新技術の動向
プログラム

1.3次元画像計測の基礎知識

(1).なぜ、3次元画像計測が必要か?

(2).3次元画像計測に必要な基礎知識

(3).現状の3次元画像計測の適用の限界

(4).本セミナーの内容

 

2.3次元システムの概要

(1).システム構成概要

(2).3次元システムの要素技術

 

3.3次元画像計測技術の物理的基礎

(1).画像信号

(2).幾何光学の基礎

(3).イメージセンサ

(4).物体の表面反射特性

  a.物体の表面反射モデル

  b.拡散物体

  c.鏡面物体

  d.透明物体

  e.半透明物体

 

4.3次元画像計測技術の応用

(1).3次元データの抽出の原理

(2).受動的方法による3次元画像計測技術

  a.ステレオビジョン

  b.Shape from shading

  c.レンズ焦点法

(3).能動的方法による3次元画像計測技術

  a.Time of flight

  b.スポット光投影法

  c.スリット投影法(光切断法)

  d.パターン光投影法

  e.位相シフト法

  f.空間コード化法

  e.モアレ法

 

5.3次元画像計測技術の実際的な応用

(1).実用的な3次元画像計測技術の概要

(2).3次元画像計測技術の工業応用例

 

6.実在物体への適用例

(1).実在物体での3次元計測の問題点の概要

(2).鏡面物体への適用の課題と解決策

(3).透明物体への適用の課題と解決策

(4).半透明物体への適用の課題と解決策

(5).異なる表面反射特性が混在する物体への適用の課題と解決策

(6).多重反射(相互反射)する鏡面物体の内部形状測定への適用の課題と解決策

 

7.シミュレーションプログラム

(1).OpenCV、OpenGL

(2).シミュレーションプログラムの例

 

8.まとめ

(1).本日のセミナーの内容の総括

(2).今後のスキルアップのために

キーワード 3次元画像計測 画像信号 幾何光学 イメージセンサ 物体の表面反射特性 3次元データ ステレオビジョン レンズ焦点法 スリット投影法 パターン光投影法 位相シフト法 空間コード化法 モアレ法 OpenCV OpenGL
タグ イメージセンサ研究開発センサ画像画像処理画像認識計測器光学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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