～ おねじ・めねじの静的強度、めねじ締結金具の強度、軸力と締付力の関係、締付トルクと軸力の関係、緩みのメカニズム、トルク管理方法、軸力の直接測定方法 ～
・ねじ・ボルト締結設計や最適な締付け管理による緩み防止・破損防止に活かすための講座！
・荷重が集中するねじ・ボルト締結部の静的強度と、軸力・締付力の関係、締付け管理のポイントを修得し、ねじ・ボルト締結部の設計に活かそう！
・ＷＥＢ会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
ねじ・ボルトの静的強度と緩み・破損防止に活かす締付け管理のポイント ＜オンラインセミナー＞
講師の言葉
第１部
機械の締結方法としてはねじ・ボルト締結、リベット締結、溶接、接着などがあるが着脱可能な締結方法はねじ・ボルト締結しかない。従って修理、メンテナンスはもちろん輸送のための分解再組み立てが要求される部分の締結には必ずねじ締結が必要となる。ねじ・ボルト締結部は荷重が集中する箇所となるため、構造物を軽量に設計するためにねじ・ボルト締結部の設計が重要となる。そこでねじ・ボルト締結設計の基本となる静的強度について、航空宇宙分野で用いられている設計方法を例に講義する。
第２部
ねじ・ボルトによる締結は、二つ以上の部品をつなぎとめる方法としては最も簡単で、締結の解除や再締結も容易ですが、十分な締付けをしたにも関わらず、時間が経つと自然に緩んでしまうという欠点を持ちます。ねじ・ボルトの基礎的な力学現象に立ち返るとともに、主な締付け管理方法のメカニズムについて講義します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | オンラインセミナー |
| カテゴリー | オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 |
・ねじ・ボルトを使った製品や構造物に携わる技術者の方 （自動車部品、輸送機、機械部品、装置、構造物、配管、設備、インフラなど） |
| 予備知識 | ・高卒レベルの力学、数学（三角関数、積分） |
| 修得知識 |
・ねじ・ボルト締結設計の基本となる静的強度に関する知識 ・ねじ・ボルトの力学に関する基礎知識 ・主な締付け管理方法の利点と欠点（締付軸力のばらつきなど） |
| プログラム |
第１部 ねじ・ボルトの静的強度
１．おねじの静的強度 （１）．引張強度 （２）．せん断強度 （３）．ねじり強度 （４）．軸力とねじりを同時に受ける場合 （５）．外力によるボルト軸力の増分 （６）．ねじ山の強度 （７）．曲げ強度
２．めねじの静的強度 （１）．ねじ山の引張（軸方向引抜）強度
３．めねじ締結金具（耳金）の強度 （１）．引張破壊 （２）．せん断破壊 （３）．面圧破壊 （４）．多数ボルトによる結合継手の荷重分担 （５）．曲げを受けるフランジ継手の荷重分担 第２部 ねじ・ボルトの力学と締付け管理のポイント
１．ねじ・ボルトの力学 （１）．軸力と締付力の関係 ａ．軸部および接合面に生じる力の計算方法 ｂ．ボルトの荷重・伸び線図、軸部の降伏・破断と疲労破壊 ｃ．複数ボルト締結時の注意点：力学的視点に基づいた考察 （２）．締付トルクと軸力の関係 ａ．ねじ面の摩擦の影響 ｂ．座面の摩擦の影響 ｃ．トルク管理の注意点：力学的視点に基づいた考察 （３）．ねじ・ボルトの緩み：シミュレーションによる緩みメカニズムの理解
２．ねじ・ボルトの締付け管理 （１）．弾性締めと塑性締め （２）．トルク管理 主な管理方法に下記の３つがあります。どのような条件のときに用いるのか、どのようなときに締付軸力がばらつきやすいかの要点を解説します。 ａ．トルク法 ｂ．回転角法 ｃ．トルク勾配法 （３）．軸力の直接測定方法 ａ．ひずみゲージによる軸力測定 ｂ．ロードセルによる軸力測定 ｃ．超音波軸力測定 |
| キーワード | 静的強度 引張強度 せん断強度 ねじり強度 ねじ山の強度 曲げ強度 軸力 締付力 締付トルク トルク管理 軸力の直接測定方法 |
| タグ | ねじ、機械要素、材料力学・有限要素法 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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