• 2020年07月14日(火) 10:30 ~ 17:30

１．ハッカーの思想で考える～オートモーティブハッカーの視点とは
　　（１）．ハッカーの種類と動機と攻撃の方法
　　（２）．最新の研究結果におけるゲートウェイを回避する手段
　　（３）．車両ECUへの攻撃
　　　　ａ．段階的な攻撃
　　　　ｂ．なりすまし・例
　　　　ｃ．ハッカーがコードを探索する
　　　　ｄ．コードサンプル例
　　　　ｅ．ゲートウェイを通過する方法

２．自動車の脅威モデル ～ 理論と実践
　　（１）．攻撃ベクトル：ＥＣＵ脅威モデル
　　（１）．インメモリとドロッパー攻撃・例
　　（２）．最新の攻撃分析・実際に海外で発生している例

３．オートモーティブサイバーセキュリティの徹底的な防御、ECU保護の役割
　　（１）．対策を講じる上で検討する必要がある課題
　　（２）．ハッカーが行う攻撃手順
　　（３）．脅威モデルごとの緩和テクノロジー
　　　　ａ．ファイアウォール
　　　　ｂ．アンチウィルス
　　　　　・従来のマシンラーニングからディープラーニングへ
　　　　ｃ．セキュアブート
　　　　ｄ．ＡＬＳＲ（アドレス空間配置のランダム化）
　　　　ｅ．ＣＦＩ（アプリケーション動作の正当性検証機能）
　　　　ｆ．ホワイトリスト
　　（４）．ECUを強化する

４．OTA/FOTAの課題
　　（１）．現在のソフトウェア更新方法とセキュリティソリューションへの統合
　　（２）．ファームウェアアップデートプロセスにおけるTire-1とOEMの役割

５．ソフトウェア開発の際のセキュリティ実装
　　（１）．自動車サイバーセキュリティにおけるガイドライン
　　（２）．脅威分析とリスク評価
　　（３）. セキュリティバリデーション
　　（４）．脆弱性や攻撃データを共有することのメリット
　　（５）．クラウドを使用したテストインフラ

日本テクノセンター研修室