CANとCANopenの基礎と応用および車載セキュリティ技術

〜 CANプロトコル、リアルタイムスケジューリング、最適なオフセット決定手法、車載セキュリティの最新技術 〜

・車載制御システムに不可欠なCANを基礎から体系的に修得できる講座

・エキスパートの方がCANのプロトコルから実装、応用、およびセキュリティ技術まで詳細に解説する特別セミナー!

講師の言葉

 自動車で広く使用されるCANプロトコルその歴史からプロトコルの詳細を説明いたします。そのうえで、CANを利用したアプリケーションとして、自動車を中心にどのように使用されているかを解説いたします。また、CANのリアリタイム制解析手法や情報セキュリティなど最新のテーマについても取り扱う予定です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車の電子制御機器および産業機器の開発者の方 ・自動車で使用されるCANに興味がある方や多分野でのCANの用途に興味のある方
予備知識 ・ソフトウェア開発者/技術者(C言語を知っていることが望ましい) ・OSI参照構造の概念を知っていることが望ましい ・組込みソフトウェアの経験がある方が望ましい
修得知識 ・CANに関する基礎的なプロトコルの理解 ・CANを利用した上位プロトコルの理解 ・車載制御システムでのCANの利用方法の現状と今後 ・CANを取り巻く情報セキュリティ強化や理論的な最大遅れ時間の解析など ・CANを効率的に使用するための最適なオフセット決定手法など
プログラム

1.CANの基礎

  (1).Ethernetとの比較
  (2).CANの基礎
  (3).CANプロトコル
  (4).CAN-FD
  (5).WakeUp/Sleep

 

2.CANプロトコルの適用事例
  (1).自動車(車載ネットワーク)
  (2).農機具
  (3).工場(産業用ネットワーク)

 

3.CANのプロトコルスタックとCANOpenの基礎
  (1).CANのプロトコルスタック
  (2).CANOpenの基礎

 

4.CANの実装方法
  (1).評価ボード
  (2).シミュレータ

 

5.CAN適用時の理論
  (1).リアルタイムスケジューリング理論の基礎
  (2).その他のスケジューリング方式と課題

 

6.CANの最新応用事例
  (1).スケジューラビリティ解析技術
  (2).オフセット探索技術
  (3).シミュレーション技術

 

7.CANのセキュリティ技術
  (1).自動車のセキュリティの課題
    事例1. 自動車のCANネットワークに対する機器接続
    事例2. 自動車の外部ネットワークからの攻撃検討
    事例3. 特定の車両の攻撃方法が公開
    事例4. 実車両のリモート攻撃に対する攻撃容易性
    事例5. 特定の車両へのリモート攻撃の実現
  (2).車載制御システムの要求
  (3).車載セキュリティ各国の取り組み
  (4).CANのセキュリティ技術
     a.分散
     b.集中型セキュリティ監視
     c.HMAC対応CANコントローラの実装
  (5).セキュリティ評価
     ・ファジングテスト
  (6).自動運転のセキュリティ
  (7).AUTOSARにおけるセキュリティ

 

8.まとめと質疑応答

キーワード CAN CANプロトコル CANOpen リアルタイムスケジューリング 車載セキュリティ ファジングテスト 自動運転 AUTOSAR
タグ セキュリティ・暗号コントローラソフト管理ネットワーク組み込みソフト自動車・輸送機制御電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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