ドライバモニタシステムと居眠り検出・脇見検知への応用

〜 ドライバモニタカメラのHMIへの応用、眼球運動による自動車ドライバの覚醒・注意状態評価技術 〜

・自動運転技術が進むなか、安全かつスムーズな運転権限移譲を行うために重要な技術となってきたドライバモニタ技術について解説する講座

・ドライバの安全確保に必須となるドライバモニタシステムとドライバ状態検知技術を修得し、居眠りや脇見運転による事故を未然防止技術に活かそう! 

 

講師の言葉

第一部
 自動運転技術の隆盛に伴って、自動運転車とドライバ間での安全かつスムーズな運転権限移譲を行うためのドライバモニタ技術が注目を浴びている。カメラと画像処理技術によるドライバ顔認識や居眠り、脇見の検出などについて概説する。また、ドライバの顔画像が含むあらゆる情報を分析出来る可能性を持つドライバモニタカメラはヒューマンマシンインタフェース(HMI)分野での応用も期待されている。応用例と技術について紹介する。

第二部
 眼球運動には広範な脳の領域が関わっており、異なる眼球運動に異なる脳活動が反映されます。本講義では、自動車ドライバの状態検知に応用可能な眼球と瞳孔運動について実データとリアルタイムデモを交えて分かりやすく紹介します。 

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月12日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車、電装品、車載機器ほか関連部門の方 ・ドライバの状態検知に関心がある方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・ドライバモニタ技術の概要 ・ドライバ状態検知に応用可能な眼球・瞳孔運動に関する知識
プログラム

第一部 ドライバモニタシステムとその応用

1.ドライバモニタ
  (1).ドライバモニタ概要
  (2).居眠り検出と警報
  (3).脇見検知

2.ドライバモニタの応用
  (1).HMIへの利用

第二部 眼球・瞳孔運動に現れるドライバ状態

1.眼球運動の生理・解剖学概論
  (1).眼球と筋肉系の構造
  (2).眼球運動に関わる脳部位

2.眼球運動の種類と脳内神経回路(リアルタイム眼球運動計測デモ)
  (1).滑動性眼球運動
  (2).輻輳性眼球運動
  (3).視運動性眼球運動
  (4).前庭動眼反射

3.覚醒度を反映する眼球・瞳孔運動

4.自律神経系活動モニタとしての瞳孔運動
    ・交感、副交感神経活動分離評価法

5.注意の状態を反映する眼球運動

6.最新の研究紹介
  (1).眠気予兆検知
  (2).Oculo-feedbackによる注意力向上トレーニング法など)

キーワード ドライバモニタ 自動運転 顔認識 眼球・瞳孔運動 覚醒度 眠気予兆検知 脇見検知
タグ カメラセンサ画像処理画像認識感性・脳科学・認知工学生体工学自動車・輸送機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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