製造現場における不良の未然防止とその具体的な対策 〜 演習付 〜

〜 QC手法では解決できないヒューマンエラーの対策方法およびその実践 〜

人間の行動特性、ヒューマンエラーの原理を理解し、自社製品の不良発生を未然に防ぐための講座

・仕事の定型化が困難な現場でも、不良が発生しない仕組みをつくるための特別講座!

講師の言葉

 全数検査やコンピューターを導入しても不良がなくならない、その多くが人によるミス、ヒューマンエラーによるものです。今日では、このヒューマンエラーが製造現場の大きな課題となっています。それは

 ・品種が増え、ロットが小さくなってきたために、自動化ができず人のウェイトが高くなっている。
 ・ベテランが退職する退職一方、経験の浅い作業者が増加した。

 このような仕事の定型化が困難な現場では、ポカヨケの構築も困難です。しかしヒューマンエラーは、人間の認知・判断などから生じます。その特性を理解し対策すれば防ぐことができます。
 本セミナーは、人間の行動特性とヒューマンエラーの原理を理解し、その具体的な対策を紹介します。また演習にて、実践的な解決策を受講者自ら考えていただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月19日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・ヒューマンエラーが課題となっている工場の管理者、幹部の方 ・従来の方法では不良が削減できないと感じている工場の管理者、幹部の方 ・ヒューマンエラーによるトラブルを削減したい商業・サービス業の管理者の方 (製造業以外にも、商業・サービス業なども参考になる内容です。)
予備知識 ・実務で不良の防止に関わっていると理解が深まります
修得知識 ・認知・判断・行動など人の活動で生じるヒューマンエラーの原因 ・ヒューマンエラーを防ぐ具体的な方法 ・ヒューマンエラーによる不良を未然に防ぐ仕組みと、必要な組織
プログラム

1. 発生原因から見た製造現場の不良の分類
  (1). 製品設計・工程設計の問題による性能不足・能力不足
  (2). 人に頼ることで起きるヒューマンエラーの問題
  (3). 正しいやり方ができないという人のスキル・能力に関する問題

2. 不良の未然に防ぐ仕組み
  (1). 設計での考慮(フールプルーフ、フェイルセーフなど)
  (2). 検証で指摘する(FMEA、FTAなど)
  (3). 量産ではシステムで防止する(ポカヨケ、コンピューター化)
  (4). ポカヨケ、システム化の実践例

3. ポカヨケ・システム化で対策できないヒューマンエラーとその対策
  (1). 認知・判断・行動の各段階で生じるヒューマンエラー
  (2). ヒューマンエラーが起きない方法とその考え方
  (3). ヒューマンエラー対策の実践例
     a. 違いを際立たせる
     b. わざと手間をかけさせる

4. ミスや不適切な行動を誘発する組織の問題
  (1). 上司の圧力による権威勾配
  (2). わざと手を抜く社会的手抜き
  (3). 集団が問題を起こすリスキーシフト
  (4). 管理者に求められること

5. ヒューマンエラーを発見する仕組み
  (1). 不良の流出を防止する変化点管理
  (2). 4M変更と3H管理の進め方

6. 演習 不良未然防止方法
  (1). ポカヨケ・コンピューター化による方法を考える
  (2). ヒューマンエラー対策による方法を考える

キーワード フールプルーフ フェイルセーフ FMEA FTAポカヨケ ヒューマンエラー 不良流出防止 4M変更 3H管理 
タグ 品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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