ステレオカメラ画像認識の基礎と認識・検出の高精度化および活用事例 〜デモ付〜

〜 ステレオカメラの原理と物体検出・認識技術、補正と校正の技術と低コスト化、車載用製品の応用例 〜

  • 周囲環境(三次元情報)を的確に把握・認識するカメラ技術を自動車、FA、ロボット分野、ドローンなどの開発に応用するための講座!
  • 補正・校正などのステレオ処理技術や実際の活用例を学び、高速かつ高い精度でロバスト性に優れたステレオカメラによる画像認識技術に活かそう!

講師の言葉

 近年、自動車自身が先行車や壁への衝突を回避する運転支援システムが登場し、その先の技術として 自動車メーカ以外でも自動運転の実現を目指す企業が増えている。また、自動車分野だけでなくFA、ロボット分野、ドローンなどでも自身の周囲環境を的確に把握・認識することが必要不可である。

 ステレオカメラは、人間と同様、複数の眼を用いて周囲環境を立体的に見ることができるため、従来の単眼カメラで得られる、輝度、色情報に加えて、三次元情報が扱えるようになる。これは、対象の色や模様、影の有無、形状などの特徴に制限されることなく、歩行者・自転車からトラックでの多種多様な注意を要する移動物体、街路樹や標識などを立体物として広い範囲の中から瞬時に検知することが可能となる。また、晴天時から夜間まで様々な照明環境下でも対応できる。最近はフリーでステレオ処理を容易に試せるようになってきたが、精度がなかなか得られないことも多い。

 本講義では、高速かつ高い精度でロバスト性に優れたステレオ処理技術について、デモを交えて紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年03月29日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ステレオカメラを上手に活用したい方 ・自動車の衝突回避や自動運転の研究開発に携わる方、これから参入を考えている方 ・自動車に限らず、ロボットやセキュリティなど周囲を3次元で認識させたい方 ・ステレオカメラの精度をあげたい方
予備知識 ・上記の方であれば、特に必要ございません
修得知識 ・本格的なステレオカメラを作り上げるために必要な知識を習得できる
プログラム

1. 画像認識の優位性

  (1). 周囲環境を検知するセンサ

  (2). 画像認識の利点・欠点

2. 単眼カメラによる画像認識技術

  (1). 画像の取得

  (2). 認識に使う画像処理

  (3). フレーム間変化の利用

  (4). 交通環境認識(白線・先行車検知)

3. ステレオカメラによる画像認識技術

  (1). ステレオカメラの原理

  (2). 原画像情報の利用

  (3). 交通環境認識

    a. 白線の検出

    b. 道路表面の検出

    c. 立体物の検出

    d. 壁の検出

  (4). リアルタイム処理の実現

4.実用化へ問題と対策(認識精度向上のポイントを含む)

  (1). 補正と校正

  (2). 輝度差の補正

  (3). オクルージョンへの対応

  (4). 低コスト化

5.ステレオカメラの応用例

  (1). 歩行者検出の検出

  (2). 自動運転に向けて

キーワード ステレオカメラ 単眼カメラ フレーム間変化 補正と校正 輝度差の補正 歩行者検出 自動運転 ステレオ画像
タグ セキュリティ・暗号画像認識組み込みソフトロボット工作機自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日