外観・寸法検査の自動化技術と導入のポイント・例

〜 自動検査装置に必要な基礎技術とそのポイント、自動検査装置の具体例 〜

自動検査における画像処理技術だけではなくワークのハンドリングを行う搬送系メカについても解説する講座

外観検査、寸法検査の自動化に関する中核技術、周辺技術を学び、自社の検査工程効率化を実現しよう!

講師の言葉

 現状、生産現場では生産設備の自動化はかなり進んでいるが検査の自動化はまだ端緒についたばかりである。外観検査という意味ではカメラの画像による検査が必須であり、画像検査装置が必要となる。その中で大手メーカー数社が提供する汎用の画像検査装置では適用範囲が限られ、実務では性能が不足するケースが多々見られる。このような事態を回避するための技術、方法論、実際について解説する。
 特に画像処理技術だけではなくワークのハンドリングを行う搬送系メカに関しても解説する。このあたりの周辺技術を理解することによって自動検査の適用範囲が一挙に広がることになる。さらに、寸法検査における測定技術についても解説する。寸法測定技術には接触式と非接触がある。接触式としては接触式センサー、非接触測定技術としてはレーザーによるもの、画像によるものがある。
 これらセンサー、カメラと精密ステージを組み合わせることによって大きなサイズの精密寸法測定が可能となる。このように外観検査、寸法検査の自動化に関する中核技術、周辺技術を分かりやすく解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月08日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製造業の生産技術部門、製造部門、品証部門で検査自動化に関心のある方 (業種は問わず、製品の製造、品質管理部門のマネージャ、担当者の方)
予備知識 ・検査の実務をご存じであれば特に予備知識は不要です
修得知識 ・主にカメラを使用した画像処理技術による自動検査装置の基本原理、長所、短所、投資効果の考え方、導入の実際などを理解できる
プログラム

1.自動検査装置に必要な基礎技術
  (1). カメラ、レンズ、照明
    a. カメラ
    b. レンズ
    c. 照明
  (2). ディジタル画像の基礎
    a. ディジタル画像
    b. モノクロ化
    c. 2値化
    d. エッジ検出
    e. 最小二乗法
  (3). 外観検査の原理
    a. キズ・ダコンの検出原理
    b. 誤検出の抑制
  (4). 寸法検査の原理
    a. 接触センサー
    b. レーザー測定器
    c. 画像による測定
  (5). 関連技術
    a. 被写界深度合成
    b. 光切断
  (6). 搬送系メカ
    a. パルスモーター
    b. サーボモーター
    c. 直行ロボット
    d. 多関節ロボット
    e. エンコーダー
    f. パーツフィーダー
    g. パソコン制御
    h. 実例

2.検査自動化の考え方
  (1). 今なぜ自動検査が必要か?
  (2). 自動検査導入のポイント
  (3). 現場で困っていること
  (4). 解決策について
    a. 対象ワークの選定
    b. 画像による検出の検証
    c. メカの検討
    d. 専門業者の活用

3.自動検査装置の具体例

  次の例について説明する
  (1). 小型部品の寸法・外観検査装置
  (2). 加工直後画像検査装置
  (3). エアコン室内機の欠品検査装置
  (4). スナップリング寸法自動検査装置
  (5). レーザーマーキング自動化装置

キーワード 自動検査 ディジタル画像 外観検査 寸法検査 搬送系メカ 検査自動化
タグ 検査品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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