ドライバー特性の測定・評価と製品開発への応用

〜 ドライバーにおける認知特性・評価とインターフェース設計への応用 〜

・ドライバーの認知・行動特性について具体的な事例を基にわかりやすく解説する講座

・ドライバーの安全運転を実現するインタフェース設計を実現するための知識が学べる特別講座!

講師の言葉

 自動運転やITSをはじめとして自動車とドライバーを取り巻く環境は高度に発展し続けています。他方、人間が有する機能は従来と変わらないため、ドライバーの安全な運転を阻害することなく製品を設計、利用するためには人間特性の測定、評価が不可欠となります。
 本講では、自動車運転時の情報獲得のために最も貢献する視覚機能に焦点をあて、ドライバー特性をどのように測定、評価していくのかを概観します。目を向けていることが「見ている」ことと必ずしも同義ではないことを注意に関する研究から考えるとともに、ドライバーの認知特性を測定、評価する際に用いられる指標のひとつである「反応時間」について、実験心理学的アプローチからの具体的検討例と実験時に注意すべき点、人間特性のインタフェース設計への活かし方に紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年08月30日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・これからドライバー特性を測定、評価しようとする方 ・認知心理学的手法を用いた行動特性の測定・評価に関心のある方 (自動車および関連機器の研究開発、設計などにかかわる方、および人間の認知特性に関心があり、特性を活かした製品開発を目指す方)
予備知識 ・ドライバー特性の測定と評価に興味をお持ちであれば特に予備知識は必要としません
修得知識 ・ドライバーの認知特性の測定・評価手法に関する知識の修得 ・ドライバー特性を活かした製品開発を行うための方法論の修得
プログラム

1.ドライバー特性を測定・評価する
  (1). 自動車運転と人間特性
  (2). ドライバーの認知・行動特性を実験的に測定・評価する
     a. インタフェース設計や操作性に関わる測定・評価
     b. ドライバーの行動特性の測定・評価
  (3). 心理実験を行うにあたっての注意事項
  (4). 心理実験の制限
  (5). 実験以外の手法:調査と観察

2.ドライバー特性を知る
  (1). 運転行動に関わるドライバーの視覚特性
     a. 視覚特性の基礎
     b. 視覚特性と加齢
     c. 視覚に関わるヒューマンエラー
  (2). 実験によるドライバーの認知特性測定・評価の実際
     a. 反応時間から考えるドライバー特性
     b. 注意機構の基礎
     c. 注意を測定するための実験パラダイム
     d. 視覚的注意の二次元特性に関する具体的測定例
     e. 視覚的注意の三次元特性に関する具体的測定例
     f. ドライビング・シミュレータを用いた注意特性の具体的測定例

3.ドライバー特性の測定・評価と製品開発
  (1). 測定・評価は何に役立てることができるのか
  (2). 人間特性をインタフェース設計に活かす
  (3). 安全・安心から感性まで

キーワード ドライバー特性 認知・行動特性 心理実験 視覚特性 認知特性 インタフェース設計
タグ 感性・脳科学・認知工学使いやすさ・ユーザビリティ自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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