外観検査・官能検査の効果的な進め方と検査精度向上・改善のポイント

〜検査基準、検査項目の明確化と評価用語設定、検査環境と検査室設計、検査員教育訓練法、海外調達品の改善〜

・見逃しをなくし「外観品質」を確保した製品つくりに活かすための講座 

・外観検査の効果的な方法と改善策を修得し、顧客満足度を満たす、高品質な製品開発に活かそう!

講師の言葉

商品外観の出来栄えは購買の大きなファクターとなり、外観の検査の基準化や官能検査の精度管理などの確立が重要です。
また、検査においても作業の効率化・自動化や判定の迅速化、海外調達品の拡大など多くの課題があります。
外観検査を体系的に構築し、検査員の教育訓練をすすめ、検査精度を高めるために、品質管理の「従事者の方が抱える疑問」や「管理監督者の方が取り組む課題解決」に対して留意点と改善のポイントをわかりやすく講義いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年05月19日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー
受講対象者 ・外注指導者、品質、検査担当者 ・工場管理者、品質保証・検査部門の担当者
予備知識 ・特に必要としません、基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・検査の仕組み構築 ・検査従事者の立場別の役割
プログラム

1.商品(マーケット)の多様化と外観検査の役割
  (1).商品機能の保証と外観検査の役割
  (2).外観検査・官能検査におけると判断の誤差因子とその管理

2.外観検査において管理監督者が留意すべき点と改善のポイント
  (1).検査精度と作業効率の両立は?
  (2).管理者・監督者・検査員の役割は?
  (3).ステップごとの留意点と改善のポイントは?

3.精度・効率を考えた規格基準・検査見本の体系化
  (1).機能別品質保証と規格化する
  (2).検査項目を明確化(用語の統一と理解)する
  (3).検査担当・顧客・外注先との規格基準を共有する
  (4).検査員に正しい規格・標準見本を提供する
  (5).価格帯別、販路別などの商品の判定基準(AQL)の考え方
  (6).商品苦情(クレーム)と判定基準への反映は?

4.判定・処置を確実かつ迅速に進める検査結果の取扱い
  (1).抜取り検査と全数検査の運用課題と改善のポイント
  (2).判定ミスを防ぐ検査記録の取り方とは?
  (3).判定責任者の取るべき行動とは?

5.外観検査の実演
  (1).材料検査(箱、コンパクト容器、ボトル)
  (2).原料、バルク検査(顔料、ファンデーション、乳液、口紅)

6.見逃し・検査バラツキを低減する検査環境の設定
  (1).環境が検査員に与える影響(誤差因子)とは?
  (2).検査室の「照明、光源、空調、音、レイアウト」の留意点と改善は?

7.識別能力を高める教育訓練(識別力の校正と調整)
  (1).検査員に求められる資質・力量(生理的識別能力/精神的識別能力)とは?
  (2).官能検査(比色と匂い)の能力テストと訓練の実施例

8.識別能力評価の実演
  (1).不良検出能力評価(はなまるテスト)の実演
  (2).色識別能力評価の実際

9.自動検査の上手な取入れ方
  (1).自動検査機でできること、できないこと
  (2).自動検査機導入の判断、導入前後の注意事項

10.品質における海外調達品導入の課題
  (1).品質に対するギャップ(アジア圏、欧米圏)とは?
  (2).導入および改善指導のステップ

キーワード 外観検査 検査精度 検査員 検査環境 全数検査 抜取り検査 識別能力評価 自動検査
タグ 業務改善人材育成品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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