5軸マシニングセンタ技術の基礎と加工精度向上策:工作精度検査技術とCAMの適切な活用法 <オンラインセミナー>
~ マシニングセンタの構造・機構、CAD/CAMとNCプログラムの機能・特徴、マシニングセンタの運動精度検査から得られる誤差要因とその解決策、工作精度試験へのCAMの適用事例 ~
・生産現場で導入が進んでいる5軸マシニングセンタの基礎から精度検査の国際規格まで修得し、加工精度向上に活かすための講座
・5軸マシニングセンタの精度向上策と工作機械におけるCAMの適切な活用方法のポイントを修得し、難加工材料や複雑形状の加工および加工能率向上に活かそう!
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講師の言葉
5軸マシニングセンタは複雑形状の加工や加工能率の向上などが見込めるため、生産現場で導入が進んでいる。ところが5軸の機械は加工精度が悪いといった定評があり、その原因が追究されてきた。その結果、精度が悪い原因の一つは機械の精度評価を正しく行う方法が確立されていなかったためであり、それについては2014年に国際規格が制定された。
規格制定の過程で5軸加工機の特徴が明らかになったので、本講座ではそれについて初歩から解説する。また、5軸マシニングセンタはCAMを伴って使用することが多いが、CAMの問題点もいろいろと存在する。5軸の加工精度が悪いという定評のもう一つの原因はCAMの問題である。そこで、規格文書に紹介されている加工を手本にして問題点を解説する。
本セミナーの受付は終了いたしました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年01月31日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・3軸のマシニングセンタを使って機械加工を行っているが、これから5軸加工機を導入しようとしている企業の方
・5軸マシニングセンタを使いこなせていないと感じている技術者
・5軸マシニングセンタでの加工精度に不満を感じている技術者
・どの5軸CAMを導入すればよいかを迷っている技術者
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予備知識 |
・フライス加工の基礎知識、コンピュータの基礎知識 |
修得知識 |
・NC工作機械の加工精度を向上させるには機械、工具、NC、CAMそれぞれの役割が理解できる
・商社やメーカ技術者任せだった適切な機械選定が可能となる
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プログラム |
1.マシニングセンタの基礎知識
(1).直進3軸構造(立て形・横形)
a.各種機能とその役割(NC装置と駆動機構)
(2).5軸マシニングセンタ
a.構造による分類
b.用途
c.駆動機構と可動範囲
2.CAD/CAMとNCプログラムの機能と特徴
(1).3次元CADのモデリング
(2).CAMによる工具経路とNCプログラムの生成
a.メインプロセッサ
b.ポストプロセッサ
(3).NCプログラムの特徴
3.マシニングセンタの運動精度検査から得られる誤差要因とその対策
(1).精度に影響を与える特性
a.幾何誤差
b.動的誤差
(2).円運動(同時2軸運動)の例
(3).円弧補間運動(5軸マシニングセンタ)の例
a.同時3軸運動
b.同時5軸運動
(4).すぐにできる誤差減少対策
a.原点変更
b.段取り変え
(5).NCのパラメータ調整による機械誤差減少対策
a.静的誤差(位置決め誤差、直角度誤差)
b.動的誤差(加減速、ゲイン、バックラッシュ調整)
4.CAD/CAMを活用した加工精度向上への応用
(1).5軸機での加工
a.同時3軸運動
b.同時5軸運動
(2).メインプロセッサの処理性能
(3).ポストプロセッサの処理性能
(4).エンドミル加工に特有の注意事項
a.エンドミルのたわみ(工具の負荷を一定にする)
b.ボールエンドミルを使った自由曲面加工(角度と負荷・精度の関係)
5.工作精度試験に見るCAMの適用例
(1).円錐台試験
(2).S字加工試験
(3).キューブテスト
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キーワード |
機械工作 マシニングセンタ 5軸 精度検査 加工精度 CAD CAM NCプログラム モデリング 工具経路 誤差要因 工作精度 複雑形状
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タグ |
精密機器・情報機器、規格・標準、カム、検査、シミュレーション・解析、生産管理、金属、センサ、金属加工、品質管理、研磨、材料、切削・研削、位置決め、機械、機械要素、工作機、制御、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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