電子回路の設計実務者に必要なノイズ対策とそのポイント: 電気・電子装置、パワーエレクトロニクス、電気・電子回路の誤動作防止と改善技術 <オンラインセミナー>
~ ノイズ対策の基本、装置のノイズ発生と対策、プリント基板のノイズ対策とそのポイント、EMCの基礎と各種ノイズの評価法、ノイズトラブルの対策と事例 ~
・低ノイズ化設計、ノイズトラブル対策に必要な実践的ポイントを修得し、実務で活かすための講座
・システムの安定動作に必要なEMCの基礎知識から基板・回路設計への応用までを修得し、高品質効率的なプリント基板設計やEMC対策に活かそう!
・電気・電子回路の誤動作防止と改善手法を学ぶための特別セミナー!
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講師の言葉
近年、電子機器、産業機器などの高度化、高機能化、高速化、高集積化、電子回路処理速度の大幅向上のためにデジタル回路で取り扱うクロックの周波数が非常に高くなってきています。
また、ハイブリッド車や電気自動車のドライブ装置、太陽光発電装置の系統連携装置などへのパワーエレクトロニクスの応用装置において、大電力化、高速化されてきています。このような状況によってノイズトラブルも複雑化して難しくなる一方です。
本講座では、ノイズ発生(発生源)・ノイズ伝播・ノイズ障害の原理・メカニズムを追いながら、ノイズトラブルの理解へと進めます。そのため初心者にも理解できるように平易に解説し、根本的な問題解決力を高めることが可能です。
また、ノイズ対策の実施例を紹介し、ノイズ評価標準や規格についても紹介をします。
製品品質の安定化、生産性向上、トラブル対応など、実務上の重要ポイントを具体的に解説しますので、実務ですぐに使える知識を手に入れることができます。
ノイズ対策の基礎を学びたい方から実務エキスパートを目指す方まで、大変お薦めです。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年06月24日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・電気・電子機器・電子回路設計、システム設計に関わるエンジニア
・ノイズ対策の基本を習得したい各種技術者の方
・パワーエレクトロニクスやプリント基板設計に関わる技術者、技術チームリーダー
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予備知識 |
・特に必要としません基礎からわかりやすく解説します
パワーエレクトロニクスの基礎知識があればより理解が深まります
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修得知識 |
・ノイズの原理を基礎から修得できる
・ノイズの現象の理解に基づいて、問題解決に活かせる
・ノイズトラブルを配慮したプリント基板設計に活かせる
・ノイズ評価方法を習得できる
・具体的なノイズトラブル対策事例により、実務に活用できる
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プログラム |
1.ノイズ対策の基本
(1).ノイズ問題とは?
・ノイズによる誤動作や故障、機能低下
(2).ノイズ発生源の分類
a.伝導ノイズと放射ノイズ
b.身の周りの主なノイズと発生源
(3).ノイズの結合形態
・ノイズの伝搬経路(静電結合や、配線間の電磁結合)
2.装置におけるノイズの発生と対策
(1).遮蔽(シールド)の分類
a.電界結合に対する遮蔽
b.磁界結合に対する遮蔽
c.各種ケーブルの定数的特徴
d.金属板による電磁界シールド
(2).接地の基本と分類
a.接地の種類
b.低周波回路での接地
c.高周波回路での接地
d.接地の分類
(3).平衡化(コモンモードノイズ低減)と回路
a.平衡回路の条件
b.実際の平衡回路
(4).デカップリングとフィルタ
a.電源デカップリング
b.その他デカップリングとフィルタ
(5).隔離と撚りによるノイズ対策
・外部ノイズ影響を打ち消すには
a.隔離
b.撚り
(6).受動素子の諸特性
・電子機器のEMCを向上するための各種部品
a.コンデンサ
b.インダクタ
c.抵抗器
d.導体
e.トランス
f.フェライトビーズ
3.プリント基板によるノイズ対策とそのポイント
(1).特性インピーダンスによる設計の基礎
a.特性インピーダンスの設定
b.負荷と特性インピーダンス
c.層構成と特性インピーダンス
d.パスコンの適用方針
(2).用品配置に関する方針
a.ICの配置
b.RAMアレイの配置
c.双方向性信号のバファの配置
d.同時スイッチング対策
e.コネクタのピンアサイン
(3).配線に関する方針
a.配線の原則とノイズ対策
b.バスの配線に関する方針
c.クロストーク・ノイズ対策
d.クロックラインの配線
e.電源ラインの配線
(4).バックプレーンに関する方針
4.EMCの基礎と各種ノイズの評価法
(1).EMCの基礎
・電子機器のノイズ対策
(2).評価ノイズの種類と概要
(3).ノイズの形態と印加方法
(4).パルス性ノイズ評価
(5).ファストトランジェントノイズ評価
(6).振動減衰形ノイズ評価
(7).雷インパルスサージ評価
(8).静電気放電ノイズ評価
(9).電波ノイズ耐量評価
(10).磁界ノイズ評価
(11).電子機器から発生する妨害電波の評価
5.ノイズ対策の具体的な事例
(1).原子力発電所制御棒駆動用インバータのノイズ低減対策
(2).高周波誘導加熱炉用インバータ電源のノイズ対策
(3).SMES高周波インバータ電源のノイズ対策
6.質疑応答
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キーワード |
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タグ |
イメージセンサ、商品開発、センサ、ノイズ対策・EMC・静電気、未然防止、パワーデバイス、ワイヤレス給電、医療機器、回路設計、計測器、電源・インバータ・コンバータ、電子機器、電子部品、電磁波、電装品、非接触充電 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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