車載電子部品・ECUにおける機能安全と安全分析・安全設計のポイント <オンラインセミナー>

~ ISO 26262と車載ハードウェア機能安全の全体像、HARAと安全目標、FMEA・FTAによる安全分析、SPFM・LFM・PMHF、冗長化設計と実務上の注意点 ~

・部品や回路の故障が、どのように安全目標違反に至るかを理解し、ISO26262に適応したハードウェア設計・設計レビューに活かすための講座!

・機能安全の全体像から、故障分類、安全機構、診断カバレージ、ハードウェアメトリクスまでを修得し、機能安全対策と信頼性向上に活かそう!

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講師の言葉

 ISO 26262のハードウェア機能安全では、単に規格用語を覚えるだけではなく、部品や回路の故障がどのように安全目標違反へ至るのかを理解することが重要です。特に故障分類は、FMEDA、定量FTA、アーキテクチャメトリクス、PMHFを実務で正しく扱うための出発点となります。

 本講座では、自動車の電子部品、半導体、ECU、マイコンの設計・開発・品質管理に携わる方を対象に、安全とは何かという基礎から、故障分類、安全機構、診断カバレージ、ハードウェアメトリクスまでを、実務で使える形でわかりやすく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年10月23日(金) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車の電子部品、半導体、ECU、マイコンの設計、開発、品質管理に携わるエンジニアの方
予備知識 ・特別な専門知識は不要です(電子回路・半導体・ECU・マイコンに関する知識があると、より理解しやすくなります)
修得知識 ・ISO 26262における安全、リスク、安全目標、主機能、安全機構の基本を理解できる
・SPF、RF、DPF、LFなどの故障分類を理解し、FMEAやFTAで故障シナリオを整理できる
・アーキテクチャメトリクス、PMHF、診断カバレージ、冗長構成の考え方を理解し、安全設計・安全分析・設計レビュー等の実務に活用できる
プログラム

1.ISO 26262と車載ハードウェア機能安全の全体像

  (1).ISO 26262とは何か

    a.自動車機能安全規格の位置づけ

    b.車載電子部品、半導体、ECU、マイコン開発との関係

    c.ハードウェア機能安全で求められる基本的な考え方

  (2).安全とリスクの基本

    a.絶対安全ではなく、受容できないリスクをなくすという考え方

    b.リスク、ハザード、危害の関係

    c.Severity、Exposure、ControllabilityとASIL決定の基本

  (3).故障を前提にした安全設計

    a.系統故障とランダムハードウェア故障

    b.故障率を下げる設計と、故障しても危険にしない設計の違い

    c.機能安全がハードウェア設計・開発・品質管理に与える影響

 

2.HARA・安全目標・安全要求の基本

  (1).HARAと安全目標

    a.HARAの位置づけ

    b.Safety Goalとは何か

    c.VSG、ハザード、安全状態の関係

  (2).安全要求の考え方

    a.安全目標を安全要求へ具体化する流れ

    b.要求はWhat、エレメントはHowという考え方

    c.安全要求をエレメントへ割り当てる考え方

  (3).時間制約と安全設計

    a.FTTIの意味

    b.安全状態へ移行すべき時間制約

    c.MPFDIとレイテントフォールト検出周期

 

3.主機能・安全機構・故障分類

  (1).主機能と安全機構

    a.Intended Function / Mission Functionの考え方

    b.Safety Mechanismの役割

    c.安全機構による検出、訂正、冗長化の考え方

  (2).1st SMと2nd SM

    a.1st SMによる安全目標違反の防止

    b.2nd SMによるレイテントフォールトの防止

    c.主機能故障と安全機構故障の見分け方

  (3).フォールト分類の基本

    a.SPF:単一故障で安全目標違反に至る故障

    b.RF:安全機構のカバレージから漏れる故障

    c.DPF:2点故障で安全目標違反に至る故障

    d.LF:2点故障の原因となる潜在故障

  (4).故障分類で起こりやすい誤解

    a.広義のSPFと狭義のSPF

    b.LFは「2点故障」ではなく「1点目の潜在故障」であること

    c.故障分類を誤ると安全分析・定量評価に与える影響

 

4.FMEA・FTAによる安全分析

  (1).FMEA・FMEDAと故障分類の関係

    a.故障モード、故障影響、安全目標違反の整理

    b.主機能故障と安全機構故障の扱い

    c.安全機構で防止・検出される故障の扱い

  (2).FTAの基本

    a.頂上事象と基事象

    b.ANDゲート、ORゲートの考え方

    c.安全目標違反を頂上事象に置く分析方法

  (3).故障シナリオの整理

    a.単一故障で危険に至るシナリオ

    b.2点故障で危険に至るシナリオ

    c.冗長構成で見落としやすい故障シナリオ

 

5.安全性の定量評価:SPFM・LFM・PMHF

  (1).ISO 26262 Part 5で求められる3つのメトリクス

    a.SPFM、LFM、PMHFの位置づけ

    b.アーキテクチャメトリクスとランダムハードウェア故障評価

    c.ASILごとの目標値の考え方

  (2).SPFMとLFM

    a.SPFM:SPF/RFに対する評価

    b.LFM:レイテントフォールトに対する評価

    c.診断カバレージとの関係

  (3).PMHF

    a.ランダムハードウェア故障による安全目標違反の評価

    b.SPFM、LFMとの違い

    c.FTA、故障率、診断カバレージとの関係

 

6.診断カバレージ・冗長設計・実務上の注意点

  (1).診断カバレージの考え方

    a.DCの意味と役割

    b.安全機構で検出できる故障と検出できない故障

    c.安全機構のカバレージから漏れる故障の扱い

  (2).冗長設計の基本

    a.冗長化によって安全目標違反を防止する考え方

    b.冗長化しても残る2点故障の考え方

    c.共通原因故障を見落とさないための注意点

  (3).実務で押さえるべきポイント

    a.FMEA、FTA、FMEDAで故障分類をどう使うか

    b.SPFM、LFM、PMHFをどのように見分けるか

    c.設計レビュー・品質確認で確認すべき機能安全の観点

キーワード ISO 26262 機能安全 HARA Safety Goal ASIL FTTI Safety Mechanism SPF 単一故障 RF DPF LF 潜在故障 FMEA FTA SPFM LFM PMHF 設計レビュー 冗長設計
タグ 回路設計電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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