1DCAEおよびMBDの基礎と構想設計への応用および実践のポイント <オンラインセミナー>
~ CAEのパラメータ最適化とロバスト設計への活用、CAE解析結果の妥当性確認方法、モデリング、シミュレーションツールの特徴と選択方法、MBD導入のための費用対効果 ~
・1DCAEによる構想設計とMBD推進のポイントを修得し、製品開発の効率化に応用するための講座
・講師の長年にわたるプロセス改革、ツールの選択、活用実践の経験を踏まえた1DCAEおよびMBDの実践ポイントを学び、モデリング、シミュレーションツールの特徴と選択方法、設計開発の効率化に活かそう!
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講師の言葉
CAE、1DCAEそしてMBDにおいて、モデリング及びシミュレーション活用は必須であり、モデリング方法や、シミュレーションソフトの操作に関する講習会はツールベンダーや、学会等で数多開催されています。また、具体的な活用事例についての紹介もされていますが、自社にて活用しようとすると、まずはツールの選択、操作法習得、そして活用事例を参考に応用するか、ツールベンダーのサポートが必要となります。実践の第一歩となる、ツールの選択において、操作性、処理スピード、コスト他、社内及び社外の関係部署、会社との整合性も考慮する必要があり、また比較検討も行います。しかし、最も重要なのは、ツールを活用する目的や開発プロセスのどこで使うかという、戦略・戦術を考えることだと考えます。
本講義では、CAE、1DCAEそしてMBDで用いるモデル、シミュレーションの選択において、戦略・戦術(プロセス)を定義し、関係会社含めた製品開発全体(制御含め)を俯瞰するための方法論を、約40年間、プロセス改革、ツールの比較検討と選択、活用実践の経験を踏まえて、1DCAE及びMBDの基礎知識と実践のポイントを紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年03月05日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・部品・システム設計者の方
-CAE活用経験がなく、CAE解析者による解析結果や、その精度について理解に困っておられる方
-他社部品のベンチマーキング、自社部品の不具合問題解決に直面されている方
-改良設計だけでなく、創造的開発を目指しておられる方
・モデリング、CAE解析担当者の方
-設計者より解析の依頼を受ける立場の方
-不具合問題解決の依頼を受ける立場の方
-CAEの解析結果の確からしさの保証(Validation)に困っておられる方
・制御装置開発担当者、システム設計(MBSE)担当者の方
-制御対象(プラント)モデルについて、理解されたい方
-MBSEの基礎を学びたい方 |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・CAE、1DCAE、MBDの用語及び基礎知識
・CAE活用課題であるCAE解析結果の妥当性確認方法
・モデリング、シミュレーションツールの特徴と選択方法
・1DCAEの本質、構想設計への活用の狙い、および実践のポイント
・MBD推進戦略と戦術及び導入のための費用対効果の考え方 |
プログラム |
1.CAE活用方法論
(1).CAE活用方法論(5W1H)とは
(2).CAE活用における課題
a.CAE結果の検証と妥当性確認(V&V)
b.CAE活用プロセス
c.設計、評価、CAE解析の役割分担
(3).パラメータ最適化と、ロバスト設計への活用
2.1DCAEによる構想設計の基礎とポイント
(1).1DCAEのコンセプト
a.1DCAEの定義と背景
b.1DCAEの適用範囲
(2).1DCAEプロセスとツール
a.顧客機能定義とシステム機能定義
b.システム機能分析
c.機能と構造の関係(QFD二元表)
d.機能の表記方法(因果、非因果)
e.機能から論理的モデルへの変換
f.モデル結合によるシミュレーション構築
g.シミュレーションを活用したパラメータ最適化
h.最適パラメータから3次元形状へ
3.1DCAE実施事例
(1).エンジン可変動弁系の挙動不具合解決
(2).ピストン機能最適化によるオイル消費低減
(3).クランクシャフトの強度信頼性確保
(4).エアコンコンプレッサーを起振源とする車室内音低減
(5).モータ駆動系の振動問題原因究明
4.1DCAE推進の取り組みと実践のポイント
(1).1DCAE推進組織と体制
(2).取り組み成果と課題
(3).実践のポイント
5.MBDの基礎
(1).MBDの戦略(目的・狙い)
a.MBD推進の歴史
b.自動車OEM、 サプライヤのMBD戦略
c.MBD推進成果と課題
(2).MBDの戦術(プロセス)
a.制御装置開発プロセス
b.製品開発プロセス
c.制御装置と製品開発の連携プロセス
(3).MBDの武器(ツール)
a.開発上流で用いるモデルとツール
b.部品開発で用いるモデルとツール
c.HILSで用いるモデルとツール
6.MBD推進の最新動向
(1).電動車開発へのMBDの活用動向
(2).自動車OEMと部品・システムサプライヤの連携課題
(3).課題取り組み状況
7.MBD推進の取り組み
(1).モデル流通(自動車OEM×サプライヤ)課題解決への取り組み
(2).電動車部品新規参入サプライヤへの支援策
8.全体まとめと質疑応答
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キーワード |
パラメータ最適化 ロバスト設計 1DCAE モデル結合 パラメータ最適化 MBD HILS モデル流通 |
タグ |
機械、機械要素、工作機、自動車・輸送機、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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