金属疲労破壊の基礎と疲労破壊防止対策のポイント  <オンラインセミナー>

~ 材料力学・引張破壊特性の基礎、疲労限度に及ぼす諸因子の影響と対策、設計で考慮すべき「疲労き裂進展」のポイント ~

・具体的な例や数値を通して疲労特性を理解し、強度設計や疲労破壊防止に活かすための講座!

・材料力学や引張破壊特性の基礎から、疲労破壊発生の因子と対策技術を修得し、疲労破壊防止技術に活かそう!

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講師の言葉

 構造物の破壊原因の約8割は、疲労が何らかの形で関与していると言われています。疲労破壊によって人命が奪われたり、甚大な経済的損失が発生したりする事例を、日頃、見聞きされていると思います。御社のブランドを堅持する上で、製品などの疲労破壊を防ぐことが極めて重要です

 本講義では、疲労破壊の防止に役立つように、疲労破壊とはどのような現象であるか、疲労破壊に影響を及ぼす因子は何か、疲労破壊を回避する具体的な手段は何か、などについて実務的な内容を紹介します。

 また、原理・原則だけではなく、具体的な例や数値を挙げて、疲労特性を実感できるように説明します。業務上、疲労に関する知識が必要であるにもかかわらず、今までまとまった情報に触れたことがないエンジニアを主な対象者としています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2025年03月21日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械、自働車、輸送機器、工作機械、構造物の設計、開発、品質管理に携わるエンジニアの方
予備知識 ・材料力学、金属材料の基礎的な知識
修得知識 ・疲労破壊を防止する上で、どのような手段が存在するか、具体的な対処法を挙げることができるようになる
・疲労に関する専門書を独力で読み進むことができるようになる
プログラム

1.材料力学の基本事項の復習

  (1).応力とは

  (2).ひずみとは

  (3).応力とひずみの関係

 

2.引張破壊特性の復習

  (1).引張試験

  (2).変形の機構

  (3).種々の因子の影響

 

3.疲労破壊特性と疲労破壊対策のポイント

  (1).疲労破壊の様相

  (2).S-N曲線と疲労限度

  (3).疲労限度に及ぼす諸因子の影響と対策

    a.寸法効果

    b.切欠効果

    c.平均応力・残留応力の影響

    d.表面状態の影響

    e.熱処理の影響

    f.組合せ応力下の疲労強度

    g.接触熱応力の疲労強度

  (4).変動振幅応力下の疲労

  (5).設計で考慮すべき「疲労き裂進展」

    a.き裂の力学

    b.疲労き裂進展特性

    c.き裂進展寿命

  (6).疲労機構と疲労回避策

  (7).非金属材料の疲労強度

  (8).腐食疲労と対策

    a.腐食疲労の特徴

    b.腐食疲労の機構

    c.腐食疲労と対策

キーワード 応力 ひずみ 引張試験 S-N曲線 疲労限度 変動振幅応力下 疲労き裂進展 腐食疲労
タグ 疲労機械材料力学・有限要素法設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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