機械設計・機構設計の基礎と設計ノウハウおよび抑えるべきポイントと注意点 <オンラインセミナー>

~ 仕様検討、機構検討と注意点、構想設計を行うためのノウハウ、材料と加工のポイント、精度、加工、コスト面から発生する選択肢の選定ノウハウ ~

・設計者にとって必須の機械・機構設計をする上での基本知識と活かし方および注意点を修得し、実務で実践するための講座
・独学では難しく、設計要求の変化などでますます難易度が上がっている機械設計、機構設計のノウハウと注意すべきポイントを実践的に修得し、手戻りのない設計に活かそう!

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講師の言葉

 治具、装置などの機械設計、機構設計を行う際、どこから手をつければいいのか、どこに注意すれば設計しやすいのか迷うことはないでしょうか。とくに駆け出しの設計者にとっては最初の難関です。さらに、設計をすすめるにつれ、また完成したあとにおいても、迷いや検討不足から生まれた設計のせいで大きく手戻りしてしまうことも少なくありません。それに近年の機械においては、電気制御の増加、製品の性質の変化に伴う設計要求の変化などの要素も加わり、機械設計の難易度はますます上がってきています。そんな考慮すべき事柄が増えてきている現代において、基礎となる機械設計力が弱い設計者となれば、生き残るのは難しいでしょう。様々な環境の変化の中、設計者とはいえ、学んできた工学知識をうまく活かすことができず、なかなか設計が進まない設計者がいたり、基本的な機構設計ができるにもかかわらず、最後には結果が出せない設計者がいたり、また、良い設計ができていないこと気が付かない設計者さえも見受けられることもあります。とはいえ、実務的なこと、大切な注意点を教えてくれるベテラン設計者も減少の一途をたどり、また、独学で書籍や実践からノウハウについて知識を得ることも、なかなかうまくいくことではありません。本講座では、設計者にとって大切な基礎力を上げられるよう、機械、機構設計を進めていくうえでの道筋となる考え方、知っておくべき基本知識と活かし方、経験に基づいた注意すべきポイントなどの設計に関するノウハウを解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月29日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に携わる技術者の方
・メカ設計者ではあるが、設計経験がまだ浅いと感じている方や、設計力をもっと上げたいと感じている方
・基本設計はできるつもりだけれど、メカ設計に関するノウハウをさらに知りたいと感じている方
・メカ設計するうえでのノウハウを知っておきたい製造関係の方、設計部署以外の方
予備知識 ・基本的な機械構造がある程度理解でき、ねじなどの機械要素の基本的な知識を初心者以上には持っている方
修得知識 ・機械、機構設計を行うときの基礎的な知識、大切なポイント、また機械設計の手法の考え方とノウハウ
プログラム

1.仕様検討、機構検討と注意点
  (1).仕様検討を読み解く
    a.“仕様を決めて欲しい” を読み解く
    b.“仕様検討” という言い方で抜けてしまう事柄に注意する
  (2).機構の検討はどうすればいいのか
    a.仕様検討から機構の検討へと移行するには
    b.検討の例~順番と注意点

2.機械設計の構想を行うためのノウハウ
  (1).方針の立案と構想の順番
  (2).ポンチ絵、構想図の大切さを知っておく
    a.ポンチ絵、構想図の基本
    b.構想図を描くにはここを狙え
    c.CADの発達による構想図の変化~特徴を活かす
  (3).構想の例~機構の構想はどこから始めたらよいのか

3.設計にあたり抑えるべき基本ポイント
  (1).材料と加工のポイント
    a.材料選定と加工方法の基本を知る
    b.表面処理、熱処理の基本ポイント
    c.機械要素の基本ポイントと実際
  (2).設計に活かせる形の決め方
    a.材料の大きさ、厚み、構造の決め方
    b.ねじの大きさ、配置の決め方
    c.固定構造の決め方、シャフトの固定、位置決め方法の基本
  (3).機構設計の基本アイテム
    a.回転運動部分、軸受の基本的な構造と特徴
    b.直線運動部分の基本的な構造と特徴
    c.リンク部分の基本的な構造と特徴

4.設計での予測と想定の大切さ
  (1).基本構造の活かし方
    a.設計時の構造の差が後に大きく影響する
    b.基本構造の組み合わせで発生する注意点
    c.どこに注意すべきか
  (2).ワークの変化、大きさの変化に気が付かなければ・・・
    a.ワークが変わるとはどういうことなのか
    b.大きさが変わるとはどういうことなのか
    c.変化から気がついておくべきことはなにか
  (3).先を見て想定すべきことを養う・・・
    a.設計しながら気が付かなければいけない想定すべきこととは
    b.想定の例~注意点

5.見落としがちなポイント、選択肢の選定ノウハウ
  (1).なぜ工学知識やアイデアが十分に活かせないのか
  (2).見落としがちなポイントの例
    a.精度から考えることはどこか
    b.加工から考えることはなにか
  (3).精度、加工、コスト面から発生する選択肢の選び方
    a.精度から考える選択
    b.加工から考える選択
    c.コストから考える選択
  (4).効果的な選択力を養う
 
6.設計のレベルを上げるには
  (1).時代とともに変わってきた機械の変遷、差を見落とさない
  (2).CADで設計するがゆえに表面化してきた、失敗しやすいポイント
  (3).正解を求めない設計とは
  (4).良い設計者を目指す目標ポイント

キーワード 仕様検討 機構検討 構想 ポンチ絵 構想図 材料選定 加工方法 表面処理 熱処理 固定構造 構想設計 基本構造
タグ 金属加工ねじ熱処理位置決め機械機械要素工作機自動車・輸送機車載機器・部品設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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