サロゲートモデルの基礎と製品設計効率化への応用:CAEとデータサイエンスの融合技術 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ 有限要素法(FEM)と有限体積法(FVM)、データサイエンスの基本的な手法、サロゲートモデルの構築方法 ~
本セミナーは日程が変更となりました。
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・CAEとデータサイエンス、サロゲートモデルを用いた効率的な製品設計法の知識と技術を修得し、製品開発や設計の最適化へ応用するための講座
・物理シミュレーションを機械学習で代替することで、計算の手間とコストを大幅に削減できる「サロゲートモデル」の構築法を修得し、飛躍的な設計効率化を実現しよう!
・サロゲートモデルを活用することで、設計・解析業務を効率化できるだけでなく、既存の手法では検証できなかった複雑な計算が必要な網羅的な条件探索も可能となり、最適化設計や概念設計に応用できます
・サロゲートモデルを使うことによってCAEでは解析に数日間かかっていたような計算も数秒~数十分で可能となります
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
本講義では、CAEとデータサイエンスの融合をテーマに、サロゲートモデルの基礎とその製品設計効率化への応用について解説します。最初に、CAEの基礎として固体と流体の支配方程式とそれらの離散化手法を説明し、モノづくりを支えるCAEの実践例を紹介します。次に、データサイエンスの基礎として、決定木と深層学習を中心とした機械学習の手法を解説し、ビジネスや社会を支えるデータサイエンスの具体例を示します。さらに、CAEとデータサイエンスの融合としてサロゲートモデルの基礎を解説し、その構築方法をGoogle Colaboratoryを用いて実演します。最後に、製品設計や営業の効率化を支える事例を紹介し、現場での活用方法を考察します。最後には、これらの技術を確認し、質疑応答の時間を設けて参加者とのディスカッションを通して内容の理解を深めます。これにより、参加者はCAEとデータサイエンス、サロゲートモデルを用いた効率的な製品設計等の知識と技術を習得できます。
本講座は、日程が11月5日(火)に変更になりました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年10月31日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・CAEで製品設計を行っている方
・CAEを設計等へ応用し、成果を上げたいと考えている方
・データサイエンスを具体的に応用したい方
・サロゲートモデルで設計業務の効率化を図りたい方 |
予備知識 |
・材料力学と流体力学の基礎知識があると理解しやすい
・CAEとデータサイエンスの基礎知識があると理解しやすい
・Pythonの基礎知識 |
修得知識 |
・CAEで成果を上げられる
・データサイエンスの基本がわかる
・Pythonを使ってサロゲートモデルが構築できるようになる(サンプルコード配布)
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プログラム |
1.CAEの基礎と成果を上げるための秘訣
(1).CAEとは何か
a.CAEの定義と歴史、役割と重要性
b.第三の科学としてのCAE
(2).CAEの基本的な手法
a.固体の支配方程式とその代表的な離散化手法 ~有限要素法(FEM)~
b.流体の支配方程式とその代表的な離散化手法 ~有限体積法(FVM)~
c.CAEのワークフロー
(3).モノづくりを支えるCAEの適用事例
a.電気機器分野の革新例
・空調機の強度・剛性解析による耐久性の向上とコストダウン
・空調機器の落下衝撃解析を通じた製品の信頼性評価
・室内空気の流れ解析による快適な環境の実現
b.化学素材分野の最前線
・樹脂ペレットの流動解析による成形品の品質向上
・ガスケットの長期信頼性解析で実現する安心安全な車載LIB
(4).CAEで成果を上げるための秘訣
a.成果創出へのアプローチ
b.特許出願の戦略
2.データサイエンスの基礎と適用事例
(1).データサイエンスとは何か
a.データとは何か
b.データサイエンスの定義と歴史
c.データサイエンスはサイエンスか、第四の科学と呼ばれるのはなぜか
d.データサイエンスの三要素
(2).データサイエンスの基本的な手法 ~機械学習~
a.教師あり学習
b.教師なし学習
c.決定木系の手法(Random forest、 XGBoost, LightGBM)
d.深層学習(DNN)
(3).ビジネスや社会を支えるデータサイエンスの適用事例
a.電気機器(空調機の自動運転、エネルギー効率の最適化、異常検出)
b.農業分野(加工用トマト農営支援)
3.CAEとデータサイエンスの融合 ~サロゲートモデルの基礎と構築方法~
(1).第三の科学と第4の科学
a.モデル駆動と演繹的な手法(Equation-based simulation)
b.データ駆動と帰納的な手法(Phenomenon-based simulation)
(2).サロゲートモデルとは何か
a.サロゲートモデルの定義
b.サロゲートモデルの種類と特徴、用途
(3).サロゲートモデルの構築方法(Google Colaboratoryを使い
放射線量予測サロゲートモデルを例に、モデルの構築手法の解説とデモを行う)
a.データセットの準備
b.正規化
c.訓練データと検証データの振り分け
d.モデル定義
e.モデル訓練(Best modelの保存)
f.モデル検証
g.Best modelの読み込みと予測
h.結果の可視化
4.製品設計効率化を支えるサロゲートモデルの適用方法と応用事例
(1).空調機圧縮機圧力部品の設計
a.強度予測サロゲートモデルの構築方法とその精度検証
b.サロゲートモデル分析から見る諸設計パラメータの寄与度
(2).室内空気の換気による快適性向上
a.淀み分布予測サロゲートモデルの構築方法と精度検証
b.営業提案ツールとしての活用
(3).地震時の津波による沿岸部の浸水
a.沿岸部の浸水予測サロゲートモデルの構築方法と精度検証
b.避難対策に役立つ沿岸部の浸水予測
5.まとめと質疑応答
(1).講義内容の総括
a.CAEとデータサイエンスとサロゲートモデルの重要性の再確認
(2).質疑応答
a.参加者からの質問、ディスカッション
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キーワード |
CAE 離散化手法 有限要素法 FEM 有限体積法 FVM 強度・剛性解析 データサイエンス 機械学習 サロゲートモデル モデル駆動 正規化
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タグ |
AI・機械学習、特許・知的財産、化学、空調、データ解析、樹脂・フィルム、フランジ・ガスケット、リチウムイオン電池、機械、機械要素、強度設計、材料力学・有限要素法、自動車・輸送機、車載機器・部品、設計・製図・CAD、電子機器、流体解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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