水電解を用いたグリーン水素製造と水素貯蔵材料技術の基礎と応用および今後の動向 <オンラインセミナー>

~ 水電解の構造・システムおよび最新動向、アルカリ水電解、固体高分子形水電解の電極触媒の反応機構、水素吸蔵合金とその応用 ~

・グリーン水素製造における水電解およびその触媒や、水素貯蔵材料の応用技術を先取りし、水素エネルギーの利用に活かすための講座

・近年急速に関心が高まり、研究開発の取り組みが精力的に進められている水素の製造、貯蔵技術を修得し、水素エネルギーの応用に活かそう!

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講師の言葉

(第一部)

 水素、そして水素エネルギーへの関心が近年、高まり、研究開発、取り組みが精力的に進められています。なぜ水素が注目されて、必要なのか?また世界の動向はどうなのか?といった基礎的な内容から、今後の関心が高まると予想される「グリーン水素」についても紹介します。それに関連して、水素を製造するには何が必要か?水電解と今後の水素製造の関連とそのカギとは?といった内容も紹介していきます。

(第二部)

 カーボンニュートラルの実現には、再生可能エネルギー(再エネ)の主力電源化を避けて通ることは出来ない。しかし、再エネは調整力を持たず、電力の同時同量性を担保するためには、蓄エネルギー技術は必要不可欠であり、その際、経済的な観点から短周期変動対策には二次電池が向いているものの、季節間変動等の長周期変動対策あるいは再エネの大陸間輸送のためには、水素(あるいはそれをベースに製造可能なエネルギーキャリア)の利用を避けて通れない。

 本セミナーでは、水素ガスの基礎的理解、水素と物質との相互作用の理解からスタートし、水素吸蔵材料の熱力学特性や動力学特性、さらには種々の分析技術についても取り扱う。後半には、実際にこうした水素吸蔵材料が「水素貯蔵材料」としてのみならず、様々な用途展開が進められていることを具体的に例示し、技術開発のエッセンスを説明したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年10月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策
受講対象者 ・エネルギー事業者、再エネ事業者、水素関連事業者、機器メーカー、商社、地方自治体、政策立案者、大学・研究機関等
・再エネ主力電源化社会を迎えるにあたり、業務としてエネルギー貯蔵・変換に取り組むことを想定している企業の若手技術者の方

予備知識 ・高校レベルの化学、大学教養レベルの熱力学

修得知識 ・水素エネルギーの基礎知識
・水素社会関連技術の最新動向
・再生可能エネルギーと水素の関連性
・水電解の基礎、現状そして展望
・再生可能エネルギーと蓄エネ技術としての水素の関係
・Power to Gasの現状
・水電解の電極触媒の基礎、普及の動向
・水素利用社会の意義と必要性、このための水素利用技術について理解できる
・水素貯蔵材料の特性とはどのようなものか、開発を行う上で何がボトルネックとなっているかが理解できる
プログラム

(第一部)グリーン水素製造に資する水電解及びその触媒の展望

1.はじめに

  (1).地球温暖化の影響、現状、補足

  (2).SDGsと大学

 

2.水素エネルギーとグリーン水素

  (1).水素エネルギーの現状と国内外の動向

  (2).水素エネルギーの現状

    ・水素基本戦略、水素閣僚会議

 

3.水素と水電解

  (1).水素の製造法、単位、貯蔵輸送

  (2).水素の貯蔵・輸送プロジェクト、グリーン水素

  (3).水電解の基礎

    ・その学問分野、種類、原理、歴史

  (4).水電解の構造・システム及び最新動向

    ・アルカリ水電解、固体高分子形水電解

 

4.水電解によるグリーン水素製造

  (1).日本におけるPower-to-Gas実証の紹介

    ・アルカリ水電解、固体高分子形水電解

  (2).水電解装置の国内外動向とコスト削減への展望

  (3).アルカリ水電解、固体高分子形水電解の電極触媒の動向、現状、反応機構等

  (4).グリーン水素製造のための水電解の電極触媒の研究室での開発状況紹介

 

5.まとめと今後の展望

 

(第二部)水素貯蔵材料の基礎とその応用、および用途展開

1.カーボンニュートラルと水素エネルギー

  (1).再生可能エネルギーの主力電源化

  (2).カーボンリサイクル技術

  (3).エネルギーとしての水素

 

2.水素吸蔵材料の基礎

  (1).様々な水素吸蔵材料と水素キャリア

  (2).水素の基本的性質

  (3).水素吸蔵材料の熱力学特性

  (4).水素吸蔵材料の動力学特性

  (5).水素貯蔵材料の種類

    ・水素の結合形態

  (6).水素貯蔵材料の特性評価技術

 

3.様々な水素貯蔵材料とその応用

  (1).無機系水素吸蔵材料

    a.水素化マグネシウム

    b.アミドイミド系水素貯蔵材料

    c.ボロハイドライド

  (2).水素吸蔵合金

    a.水素貯蔵技術

    b.昇圧技術

    c.蓄熱技術

    d.二次電池技術

  (3).アンモニア

 

4.水素エネルギーと水素吸蔵材料利用時の経済性

キーワード グリーン水素 水電解 触媒 アルカリ水電解 固体高分子形水電解 水素貯蔵 カーボンニュートラル カーボンリサイクル 水素キャリア 水素吸蔵合金 アンモニア
タグ エネルギー化学工学化学物質環境水素プラント自動車・輸送機省エネ設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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