使いやすい製品開発・システム開発に活かすためのユーザビリティ向上のポイント <オンラインセミナー>

~ ユーザビリティと自由度、製品やシステムの不自由さおよび疲労感・無駄感の解消、具体例を通して学ぶ「使いやすいUI」と「使いにくいUI」の違い、ユーザビリティ向上のポイント ~

・ユーザビリティに不可欠な「自由度」の観点から、漠然とした「使いにくい」「扱いにくい」の理由を明確にし、製品やデザインのユーザビリティ向上に活かすための講座!

・ユーザビリティと自由度の関係から、不自由さ・疲労感・無駄感の解消方法を、豊富な具体例を通して視覚的に修得し、使いやすい製品やシステムの設計に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 「ユーザビリティ」という言葉は聞きなれない方が多いかもしれませんが、平たく表現すれば物事の「使い勝手」を意味しています。世界には様々な「使い勝手の悪いモノ・仕組み」がありますが、普段そのことが明確に自覚されていないことも多く、またそうした使いにくさの理由や改善方法は必ずしも知られておりません。このセミナーではこのユーザビリティを「自由度」という観点から探っていきます。

 「自由度」もまたあまり聞きなれない言葉ですが、私たちの周りにあまねく存在しており、私たちは日々その「自由度」との格闘をしています。高い「自由度」に助けられることも、高すぎる「自由度」に足をすくわれることもあります。世界の様々な側面において、そうした「自由度」は、“システム”の使い勝手である「ユーザビリティ」と密接に関連しています。 

 本セミナーにおいては、「ユーザビリティ」の問題を、主として自由度の側面から再解釈し、またそこから改善のアイディアを見つけ出します。そのために、多くの具体事例をご覧いただくことで各概念のご理解をいただく講義構成になっています。

このセミナーを受けると、システム開発に対する姿勢が変わります。「ユーザ中心開発」について、その根底の原理が理解でき、そして「具体的にどうすればよいのか」について直観的に理解ができるようになるためです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年09月13日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・製品開発、システム開発、製品デザイン・表示デザイン・画面デザイン担当の方
・使いやすい製品開発、システム開発について修得したい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・人間が「使いにくい」と感じる道具の性質が分かるようになります
・日常生活において、様々な対象に対して漠然と「使いにくい」「扱いにくい」という感覚をお持ちの方はその理由が明確に分かるようになります
・開発者の方は自然に「低いユーザビリティのシステム」を作らなくなります
・「自由度」の観点から世界を捉えなおすことができるようになります
プログラム

1.人間行動の基本原則と「ユーザビリティ」の三要素

  (1).ユーザビリティとは:ユーザビリティという概念の解説

     ・人間行動の基本原則「無駄を避けたい」

  (2).ユーザビリティの三要素

 

2.ユーザビリティに不可欠な「自由度」とは何か

  (1).自由度の概念:自由度概念の概要解説

  (2).大きい方が良い自由度

    a.物理自由度:「裏でも表でも右でも左でも」 USB端子の事例

    b.時間・空間の自由度:「いつでもどこでも」

    c.行為や動作の順序の自由度:「どんな順序でも」 組み立ておもちゃの事例

    d.ユーザの自由度:「誰にでも」 ユニバーサルデザインの事例

    e.番外:あえての使いにくさ 安全装置の事例等

  (3).大きすぎると問題がある自由度

    a.機能・運用の自由度:「何でもできる(できてしまう)」 多機能電子機器の事例

    b.選択の自由度:「何でも選べる(選べてしまう)」 ジャム実験の事例

    c.運用の自由度:「どんな風にも運用できてしまう」

    d.評価の自由度:「どんな評価もできる(できてしまう)」

    e.目的の自由度:「何でも目指せる(目指せてしまう)」

    f.番外:交換の自由度

 

3.ユーザビリティと自由度:上記の自由度とユーザビリティ向上への活用

  (1).小さすぎる自由度の問題:不自由さの解消

  (2).大きすぎる自由度の問題:疲労感・無駄感の解消

  (3).ユーザビリティの大原則:「システムの理解にユーザの資源を割かせない」

 

4.ユーザビリティ向上のポイント:ユーザの負担を減らす使いやすいUI

  (1).自然な知覚の活用

    a.ゲシュタルトの原理 近接の事例

    b.図と地の知覚 ボタンの特性の事例

    c.アフォーダンス・シグニファイア ペットボトルの事例

  (2).記憶:既存知識の尊重 バージョンアップの悪影響の事例

  (3).学習のしやすさの原理

    a.知覚可能性:「目に見えること」 ガラスのドアの事例

    b.マッピング:「対応関係があること」 ガスコンロの事例

    c.フィードバック:「反応があること」

  (4).最終手段:規格化

 

上記プログラムに記載の事例以外にも、多くの事例を解説します

キーワード 自由度 選択の自由度 運用の自由度 評価の自由度 目的の自由度 ゲシュタルトの原理 知覚可能性 マッピング フィードバック
タグ 商品開発デザイン感性・脳科学・認知工学使いやすさ・ユーザビリティGUI
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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