設計標準化と設計ナレッジ可視化による設計高度化実践講座  <オンラインセミナー>

~ 脱属人的設計とナレッジの可視化による設計高度化、仕様/諸元の見える化、標準化による設計効率化・自動化のアプローチ ~

・設計ルールやナレッジを見える化し、それを標準化/自動化することで、設計効率化を実現するための講座
・顧客仕様の見える化や、設計ナレッジの可視化を体系だって推進し、設計の標準化と高効率化を実現するための特別セミナー!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 設計標準化・ナレッジ可視化は重要視されながらも、実行・定着が難しいテーマとなります。「標準を決めても使われない」「忙しくてナレッジ整理の時間が取れない」「属人的バラバラ設計から脱却しなければならない」「引退間近のベテランの技術伝承が進まない」これらは、10年以上前から掲げられていますが、進んでいません。
 その原因の多くは、アプローチや推進方法にあります。何を目的にするのか?ただ、見える化をゴールとすると、ひたすらマニュアルを作成し、標準図を準備する活動になりがちだからです。それでは定着もせず効果も限定的になります。また、「お客の千差万別の要求に対して、標準を決めることができるのか?」という矛盾をどう克服するかも重要です。
 それには、顧客仕様の見える化や、設計ナレッジの可視化を体系だって行い、論理的に標準を決めていく考え方が必要となるのです。頭の中にある設計ルールや留意点を、書き出すことはむずかしいため、「思考を言語化する」アプローチの理解が不可欠となります。
 講義では、設計ルールやナレッジを見える化し、それを用いて標準化/自動化することで、設計効率化を実現させる手段を解説します。そして、ナレッジの鮮度を保つための「「改訂」の運用方法についても解説を行います。ナレッジの「可視化」「活用」「改訂」、標準化を体系的に学んでください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年09月08日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 製造業における
・開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当者の方
・調達部門の管理職から担当者の方
・経理・原価部門の管理職から担当者の方
・経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・設計のナレッジを可視化するアプローチを理解できる
・設計ナレッジを用いた設計標準化/モジュール化のアプローチを理解できる
・ナレッジの改定と技術伝承の方法を理解できる
プログラム

【理論編】

1.なぜ設計標準化が上手くいかないのか
  (1).なぜ標準化は失敗するのか
  (2).標準を決めるアプローチに問題がある
  (3).標準を決めてもすぐに亜種が生まれてしまう

2.効果的な設計標準化の方向性とは
  (1).属人的な設計から脱却するための設計思想の見える化
  (2).変化に対応できる設計標準の作り方
  (3).図面の標準化と設計思想の標準化を使い分ける
  (4).ナレッジを設計自動化につなげる

3.設計ナレッジの可視化が設計を高度化する
  (1).ナレッジとは何か。ナレッジは4要素にわけて整備する
  (2).ナレッジを見える化するポイントとは
  (3).ナレッジ可視化=マニュアル整備ではない
  (4).設計改革をどのように進めるか

【実践編】

4.顧客の要求仕様を整理する
  (1).要求仕様を一元管理することが全ての始まり
  (2).要求仕様の傾向管理、案件横串管理が重要
  (3).要求仕様の可視化を失注分析につなげる

5.設計を構造的に整理し、標準を設定する
  (1).設計ナレッジを見える化する
    a.技術計算・性能計算ツールのナレッジ
    b.方式選定のナレッジ(開発BOM整備)
    c.相似形設計のナレッジ(設計諸元表整備)
  (2).設計標準を決める
    a.標準化の3ステップ
    b.バラバラな顧客要求に対して、標準をどう決めるか
    c.「標準化=我慢する」は間違い
    d.標準図の考え方

6.ナレッジや標準を改訂し、最新に保つ
  (1).改訂は2つのタイミングで実施する
      (改訂されないナレッジや標準は意味がない)
  (2).検図のやり方を見直せば改訂はやりやすい

7.標準化を推進/定着させる工夫
  (1).推進体制をつくる
    a.担当を専任化できないなかでどのように進めるか
    b.「標準を作っても使われない」をなくすための工夫
  (2).ナレッジ化、標準化のスコープと優先順位を正しく決める
  (3).標準化の効果を正しく認識する
  (4).より効果的にするための設計自動化、ツール化
    a.ナレッジ管理と設計自動化
    b.設計パラメータ決定の自動化と繰り返し計算の自動化
    c.朱書き図面の自動化、正式図の自動化

キーワード 設計標準  設計思想 設計自動化 要求仕様 見える化 開発BOM整備 設計諸元表整備 検図 ナレッジ管理 設計パラメータ
タグ 機械機械要素自動車・輸送機車載機器・部品設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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