品質工学(タグチメソッド)の実践的活用法とそのポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ 品質工学の目的、品質尺度の定義と用語解説、機能性評価・パラメータ設計の要点および実践演習、技術判断の高速化と人材育成への活用 ~
・品質工学の基本となる機能性評価および研究開発から設計まで有用なパラメータ設計の実践的活用法を修得し、出荷後に発生する製品へのクレームの抑制に活かすための講座
・品質工学を導入する際に難しいとされる数理部分を視覚的に分かりやすく修得し、実務で有効的に活用するためのセミナー!
・品質工学を企業内で活用するために必要な要点を修得し、的確で迅速な技術判断・技術評価の出来る技術者の人材育成に活用しよう!
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講師の言葉
まず品質工学を使う目的を従来の開発設計段階での技術評価の問題点との比較で解説します。ついで、出荷後のクレームを発生させない技術を確立し社会的コストを削減するために、品質工学がどの様に活用されるのかを示し、企業内での活用のために必要と思われる要点を解説します。
品質工学がカバーする範囲は非常に広いですが、今回は完成品間比較にも使える基本となる機能性評価と、研究開発から設計段階で使われJISにも制定されているパラメータ設計を中心とした解説を行います。量産直前に活用される許容差設計やAI的に活用されているMT法等については一部触れるだけに留めます。
皆さん気にされる数理部分はできるだけグラフィカルに、視覚に訴える形で行います。直交表を含めて色々な表を使った評価の構造も、これで理解がし易くなるものと考えています。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年12月16日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 |
・加工や製品開発に関わる評価の高速化や、購入部品の互換性評価で悩まれている技術者の方
・新規事業分野への進出のために新たな技術の導入を考えて居られる方
・将来的な企業の発展のための技術者育成を考えて居られる方
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予備知識 |
・平均と標準偏差の計算法
・ピタゴラスの定理の内容
・連立方程式の解き方(中学校レベル)
・常用対数の性質
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修得知識 |
・品質工学における技術評価の考え方
・技術の比較・評価に際して機能を考える事が技術者育成につながる事
・品質工学を活用するために必要な基礎と関連知識
・測定データ解析全般に関する知識
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プログラム |
1.品質工学を使う目的
(1).当たり前品質と魅力的品質
(2).品質に対する品質管理と品質工学の取り組み
(3).品質工学を活用する場での議論が技術者を育てる
2.品質工学の品質尺度である二乗損失の考え方
(1).“特性の外れによる損害”の感覚
a.出荷された良品が市場の外乱に負けてクレームとなる
b.外れ拡大による加速度的損害の拡大の感覚を数理的に定義する
(2).二乗で考える事で、調整対象である平均値と損害の元である偏差の定量化ができる
a.ある出荷検査データに基づく製品品質の優劣比較例
3.品質工学で使用する用語の解説 ~Pダイアグラムを使って~
(1).評価の対象となるシステムの理解
(2).様々なSN比
4.品質工学の基礎を学ぶための「機能性評価超入門」
(1).従来の比較・評価の問題点
(2).秤の比較・評価を題材とした機能性評価の解説
5.機能性評価の演習
(1).機能定義の演習と事例の紹介
a.機能定義の演習
b.DCモーターの比較・評価事例
6.品質工学の神髄 ~パラメータ設計~
(1).パラメータ設計の目的
a.従来の開発・設計手法の問題点を解消する
b.パラメータ設計の出力である要因効果図で得られる情報
c.“モグラたたき”が解消されるメカニズム
(2).事例解説によるパラメータ設計の理解
a.効率よく情報収集するための直交実験
b.主効果と交互作用
c.市場に出した後の再現性を見る確認実験
d.パラメータ設計の全体をシンプルに理解するための数理
7.測定・評価項目の検討 ~演習~
(1).力の発生
(2).移動・搬送
(3).信号伝送や増幅
8.数理的理解への一助
(1).二乗和の分解
(2).表を用いた実験結果の解析
9.まとめ
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キーワード |
品質工学 タグチメソッド 品質管理 技術判断 高速化 人材育成 出荷検査 出荷後不具合
クレーム対策 機能性評価 パラメータ設計 開発設計 技術評価
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タグ |
サービス、ヒューマンエラー、マーケティング、リスク管理、経営・マネジメント、業務改善、検査、人材育成、ソフト品質、問題解決・アイデア発想、生産管理、品質管理、品質工学、モータ、データ分析、機械要素 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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