コンピュータアーキテクチャの基礎と高速化・並列化技術および応用 <オンラインセミナー>

~ 制御装置の構成とその高速化のポイント、高性能化の鍵を握る並列処理技術 ~

・コンピュータを扱う技術者に不可欠なアーキテクチャと高速化技術を修得し、高性能なシステム開発へ応用するための講座

・高性能化のための並列処理技術や消費電力・信頼性を重視したアーキテクチャ技術などを学び、小型・高速化に対応した機器開発やシステム開発に活かそう!

*講師の著書をお配りいたします

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 コンピュータは今や社会の隅々にまで行き渡り、家電製品や車に内蔵された組み込みプロセッサから、大規模データの高速計算に用いられるスーパコンピュータまで、さまざまな形で使われている。コンピュータアーキテクチャは、簡単に言えばコンピュータの構成技術であるが、どのようなアーキテクチャがよいかはコンピュータがどのような環境で、何を目的として使われるかによって変わってくる。
 本セミナーでは、コンピュータアーキテクチャに馴染みのない受講者を想定して、コンピュータの基礎技術から始め、アーキテクチャ評価のポイントを明らかにする。さらに、高性能化の基礎となるコンピュータの主要な構成要素―制御、演算、記憶―の構成技術について要点を学ぶ。
 さらに、これらの基礎技術の上に、高性能化のための並列処理技術を学ぶとともに、並列処理の形態から並列処理コンピュータを分類し、それぞれの処理方式や特長を述べる。さらに並列化による高性能化と直交する視点として、応用指向コンピュータや、消費電力・信頼性を重視したアーキテクチャ技術などに触れる。
 本セミナーによって、コンピュータアーキテクチャの基盤技術を学び、今後の仕事に生かせるようになることを目指したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月07日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・コンピュータアーキテクチャに興味のある方
・これからコンピュータアーキテクチャについて学ぼうとされておられる初学者の方
・コンピュータ関連企業、ソフトウェア開発関連企業の方
・情報機器、通信機器、車載機器、家電ほか機器開発関連企業の方
予備知識 ・ディジタル回路の基礎知識、簡単なプログラミングの経験があると理解しやすいです
修得知識 ・コンピュータアーキテクチャに関わる上で必要不可欠な基礎知識
・コンピュータアーキテクチャの現状と課題
・コンピュータアーキテクチャとシステムソフトウェア、アプリケーションとの関連
・高性能化のための並列処理技術
プログラム

1.コンピュータアーキテクチャの基礎
  :高性能化のために知っておきたいコンピュータの基礎
  (1).コンピュータの構成と動作原理
  (2).アーキテクチャの設計を取り巻く環境
  (3).アーキテクチャの評価

2.コンピュータアーキテクチャの実現
  :コンピュータの各部はどのように構成され、どのような高速化技術が使われているか
  (1).コンピュータの構成例
  (2).制御装置の構成とその高速化のポイント
    a.マイクロプログラム vs 結線論理
    b.命令プリフェッチから命令パイプラインへ
  (3).演算装置の構成とその高速化のポイント
    a.固定小数点演算・・キャリの扱い、乗除算
    b.浮動小数点演算・・専用演算装置
  (4).記憶装置の構成とその高速化のポイント
    a.メモリの階層構成
    b.キャッシュメモリ・・履歴の活用、将来の予測
    c.キャッシュメモリと仮想記憶

3.高性能コンピュータの実現と並列処理技術
  :高性能化の鍵を握る並列処理の導入とその課題
  (1).並列処理の形態と並列処理マシン
  (2).命令パイプライン
  (3).命令レベル並列コンピュータ
    a.スーパスカラ
    b.VLIW
    c.逐次の壁…インオーダとアウトオブオーダ、データ依存関係、予測と投機
  (4).SIMDパイプラインコンピュータ
    a.ベクトルマシン
  (5).SIMDパラレルコンピュータ
    a.SIMD命令、GPU
  (6).MIMDマルチプロセッサ
    a.共有メモリを用いた同期と通信
  (7).MIMDマルチコンピュータ
    a.メッセージパッシングによる同期と通信
  (8).非ノイマン型並列コンピュータ
    a.データフロー
    b.リダクション
  (9).相互結合網
 (10).応用指向コンピュータ
    a.アプリとアーキテクチャ・・・TPUの事例など
 (11).低消費電力コンピュータ
 (12).ディペンダブルコンピュータ

4.まとめ
  ・これからのコンピュータアーキテクチャの課題と展望

キーワード コンピュータアーキテクチャ 高速化技術 制御装置 演算装置 記憶装置 キャッシュメモリ 仮想記憶 並列処理 命令パイプライン スーパスカラ VLIW インオーダ アウトオブオーダ 非ノイマン型並列コンピュータ 応用指向コンピュータ
タグ シリアルインターフェースソフト教育デバイスドライバ組み込みソフトGPUOS・言語
受講料 一般 (1名):52,800円(税込)
同時複数申込の場合(1名):47,300円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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