EV時代に対応した自動車運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 <オンラインセミナー>

~ 限界コーナリングのダイナミクス、ステアバイワイヤの制御、自動運転の方向と運転する歓びとの両立、外界センサーを用いた自動車の運動制御技術 ~

・自動運転に進む自動車の運動制御技術の基礎と最新技術を体系的に学び、自動運転システムの開発に活かすための講座

・EV時代に対応した車両運動制御と高性能な自動運転や半自動運転との連動技術を修得し、より高度な車両制御システムの開発に応用しよう!

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講師の言葉

 自動車の運動制御は、4輪操舵から始まり、各種制御が発展してきましたが、電気自動車(EV)時代になりつつある今日は、交通事故0を目指して、より高度な自動車の運動制御が望まれています。そこで、今後の自動車運動制御の開発及び自動運転による走行安全性の向上技術におけるその方向性とその実現に向けてのアプローチについて紹介します。
 本講義では、将来の自動車の運動制御の技術者に、今後の課題を考え実行する際に有用であろうと思われる、自動車の運動制御の基礎と最新技術を体系的に示すと共に、今後の自動車の運動制御システム及び自動運転システム開発へのヒントをいくつか紹介したいと思います。具体的には、下記項目等を紹介します。
 ・近年、自動車業界で非常に力を入れている、運転支援システム、また、自動運転等について最先端の技術を紹介
 ・最新の自動車運動制御技術(外界情報フィードバックとシャシー制御の連動等)について紹介
 ・シャシー制御(ステアバイワイヤ制御、キャンバ角制御等)による、高性能な自動運転や半自動運転との連動技術についての紹介や、運転する喜びと自動運転の両立等の展望についても紹介

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年07月06日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・普通自動車、大型自動車、特殊車両などの輸送機器や建設・農業機械などにおける運動性能の研究開発者の方
・シャシーの設計や車載部品の開発、設計に携わる方
予備知識 ・自動車の運動と制御に関心があると理解が深まります
修得知識 ・自動車の限界コーナリングと制御の基礎、そして、各種車両運動制御に至る幅広い知識
・進化する運転のメカニズムや自動車の運動をコントロールする最先端技術
・実践的応用について、最新の事例を通じていくつかヒントが得られる
・外部センサアシストや自動運転技術についても把握できる

*当日は、講師の著書をお配りいたします
プログラム

1.4輪操舵(4WS)
  (1).4輪操舵(4WS)~シャシー制御の先駆け
  (2).4輪操舵(4WS)の今後の展望

2.限界コーナリングのダイナミクス
  (1).車に作用する横力とモーメントについて
  (2).モーメント法とMagic Formula
  (3).モーメント法を用いた非線形領域の車両運動解析
  (4).モーメント法を用いた限界領域でのキャンバ角制御の効果の解析

3.内外輪制駆動力制御
  (1).SHAW及び横滑り制御装置について
  (2).新しい内外輪制駆動力制御の研究例について
    a.規範タイヤ制御
    b.加速度制御

4.キャンバ角制御
  (1).キャンバ角が最大コーナリングフォース特性に及ぼす影響
  (2).キャンバ角制御によるコーナリング限界の向上及び横滑り制御への適用の研究例
  (3).大キャンバ角制御車両の製作及び実験例について

5.ステアバイワイヤの制御
  (1).ステアバイワイヤについて
  (2).微分操舵アシストの適用の研究例
  (3).走行シチュエーションに応じた操舵方式制御実験
  (4).ステアバイワイヤ機構の実車搭載による検討

6.外界センサーを用いたアシスト制御
  (1).アイサイト(Eye Sight)の例
  (2).外界センサーを用いた研究例の紹介

7.自動運転の方向と運転をする歓びの両立について
  (1).自動運転と運転をする歓びの両立について
  (2).自動運転の開発状況

8.フォーミュラカーの限界コントロール性向上手法について
  (1).パッシブなキャンバコントロールとは
  (2).最速走行シミュレーション結果

9.自動運転化が進む自動車のあるべき未来
  (1).楽しい自動車に求められる運転モード

10.自動運転の動向
  (1).日産自動車の「プロパイロット2.0」
  (2).CASE、そしてベンツの自動運転の取り組み

11.EV時代に対応した車両運動制御及び自動運転による走行安全性の向上
  (1).新しいシャシー制御技術について
  (2).コーナリング限界での横滑り制御システム
  (3).外界センサーを用いた自動車の運動制御技術ついて
  (4).外界情報フィードバックとシャシー制御の連動について
  (5).自動運転~半自動運転について
  (6).運転する喜びと自動運転の共存技術の考察
  (7).外界センシングとシャシー制御による 限界コーナリングの制御システム

キーワード 4輪操舵 4WS 限界コーナリング 車両運動解析 キャンバ角制御 内外輪制駆動力制御 ステアバイワイヤ アシスト制御 自動運転 限界コントロール シャシー制御 横滑り制御システム
タグ 自動運転・運転支援技術・ADAS自動車・輸送機車載機器・部品制御電装品
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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