3次元計測技術の基礎と実践的応用およびそのポイント <オンラインセミナー>

~ 3次元画像計測技術の基礎、3次元画像計測技術の応用技術、鏡面物体、透明物体、半透明物体等への適用例、シミュレーションプログラム ~

・3次元画像計測技術に必要な光学知識や画像処理技術を体系的に学び、応用技術に活かすための講座

・3次元画像計測技術の基礎を正しく理解し、装置の適切で最適な選択や高性能・高機能な3次元計測装置の開発に応用しよう!

・実務での適用困難な問題点の解決策から、最先端3次元計測技術までを修得できます

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講師の言葉

 近年、「3次元画像計測技術」、様々な分野で用いられるようになってきた。そのため、「3次元画像センサ」、「3次元スキャナー」、「レーザーレンジファインダ」、「3次元デジタイザ」などの名称で国内外から多くの3次元画像計測装置が販売されており、その選択に迷うほどである。

 一方で、このように多くの市販品があるものの、工業的に用いられる現実の物体に適用困難なケースがしばしば発生する。このような問題に対応するためには、まず、その計測原理に立ち戻ったうえで検討する必要がある。

 しかしながら、3次元現計測技術を構成する基礎技術は多岐にわたり、特に、初学者には敷居が高い。そこで、本セミナーは、このような3次元画像計測技術習得のために必要な初歩的な光学知識や画像処理技術を体系的に説明し、その上で、様々な3次元画像計測技術の原理とそれを応用した最先端の3次元計測技術について紹介する。

  本セミナーはこれから3次元画像計測に取り組もうとする若い技術者や業務において3次元画像計測技術に取り組んでおり、この技術課題を抱えている技術者などを対象とする。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年04月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・3次元画像計測技術について初めて取り組む若い技術者
・業務に3次元画像計測技術を取り入れることを検討している技術者
予備知識 ・大学学部卒業程度の物理、数学の知識
修得知識 ・3次元画像計測に関連するイメージセンサや画像処理に関する基礎知識
・3次元画像計測装置を選定する際に必要となる知識
・システムに3次元画像計測メカニズムを組み込む際に必要となる基礎知識
・新たな3次元計測装置の開発をするために必要な基礎知識
・現在の3次元画像技術の限界とそれを打破しようとしている最新技術の動向
プログラム

 1.はじめに

  (1).なぜ、3次元画像計測が必要か

  (2).3次元画像計測に必要な基礎知識 

  (3).本セミナーの内容

 

2.3次元画像計測技術の基礎

  (1).画像信号

    a.画像信号の表現

    b.デジタル画像の特性

    c.画像ファイル

  (2).幾何光学の基礎

    a.幾何光学の法則

    b.光学部品

    c.光線追跡

  (3).イメージセンサ

    a.イメージセンサの分類

    b.イメージセンサの動作原理

    c.イメージセンサの特性評価

  (4)物体の表面反射特性

    a.物体の表面反射モデル

    b.拡散物体

    c.鏡面物体

    d.透明物体

    e.半透明物体

 

3.3次元画像計測技術の応用

  (1).3次元データの抽出の原理

  (2).受動的方法による3次元画像計測技術

    a.ステレオビジョン

    b.Shape from shading

    c.レンズ焦点法

  (3).能動的方法による3次元画像計測技術

    a.Time of flight

    b.スポット光投影法

    c.スリット投影法(光切断法)

    d.パターン光投影法

    e.位相シフト法

    f.空間コード化法

    g.モアレ法

  (4).その他の3次元画像計測技術

 

4.3次元画像計測技術の実際的な応用

  (1).実用的な3次元画像計測技術の概要

  (2).3次元画像計測技術の工業応用例

 

5.実在する物体への適用に対する研究の最前線

  (1).鏡面物体への適用

  (2).透明物体への適用

  (3).半透明物体への適用

  (4).異なる表面反射特性が混在する物体への適用

  (5).多重反射(相互反射)する鏡面物体の内部形状測定への適用

 

6.シミュレーションプログラム

  (1).OpenCV、OpenGL

  (2).シミュレーションプログラムの例

 

7.まとめ

  (1).本日のセミナーの内容の総括

  (2).今後のスキルアップのために

 

キーワード 三次元計測 キャリブレーション デジタル画像 イメージセンサ 反射特性 ステレオビジョン レーザーレンジファインダ 幾何光学 3次元画像処理 ステレオビジョン スポット光投影法 スリット投影法 パターン光投影法 位相シフト法 空間コード化法 OpenCV OpenGL 表面反射特性 多重反射 半透明物体
タグ イメージセンサカメラセンサ画像画像処理画像認識ロボット
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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