実験計画法の基礎と活用法および実践のポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ 統計の基礎、要因の絞込み、特性のモデル化、実験計画法による設計・最適化、実験計画法の活用ポイント、データサイエンスへの展開 ~
・代表的な実験計画が理解でき、活用のノウハウやポイントを具体的事例により実務に活かせる講座!
・実験計画法を基礎から学び、タグチメソッドやデータサイエンス(機械学習等)との相対的な位置づけを理解し、演習を通して活用ポイントが修得できる特別セミナー!
・講師の豊富な経験をもとに応用例など書籍に書かれることの少ない内容を実践的に修得できます
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
本講座の特徴は、講師が実践し、また論文や国際会議で発表してきた実験計画法の具体的な活用事例を基に、最新のデータサイエンスの動向も踏まえ、シミュレーション実験を行うことで理解を進める点にあります。
実験計画法は重回帰分析や多変量データ解析と並ぶ統計的品質管理(Statistical Quality Control: SQC)の代表的な手法の1つです。製造業の設計開発、工程改善、マーケティング、市場調査等広範囲に応用されています。その最大の特徴は、数理統計学を基礎として実験の計画からデータ解析までを一連の流れで処理し、客観的な結論が得られることです。設計仕様を短時間に決定する、工程不良の原因を特定する、市場におけるユーザーの選好を評価する等に実験計画法が威力を発揮します。
初級者には代表的な実験計画を具体的に演習して理解するとともに、失敗のリスクを考慮した計画の立て方を説明します。管理職の方には業務への活用、社内教育、解析ソフトの導入等経営視点も交えてお話します。社会科学系の方には市場調査やアンケート調査への応用も紹介します。書籍に書かれることの少ない分野横断的な内容も講師の豊富な経験をもとに説明致します。講義の初めに参加者の目的(実務、研究、個人のスキルアップ等)、所属(学生、会社員、研究者)や業種(製造業、サービス業)、実験計画法の経験、セミナーへの希望を伺い、質疑応答の時間を調整致します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年03月11日(金) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、品質・生産管理・ コスト・安全、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・実験計画法を実務で活用し、設計開発、生産管理、品質保証、市場調査等で成果を上げたい方
・実験計画法を実務で活用するため、まず初めにその概要を理解したい初学者の方
・実験計画法を実務で使用した経験から、さらにレベルや成果を上げたい初級者の方
・実験計画法を社内で活用するため、教育、コスト、リスク等のポイントを把握したい方(特に管理職)
・実験計画法の統計解析パッケージをブラックボックスではなく自身で理解したいと考える中級者の方 |
予備知識 |
・Excelで一般的な表計算(四則演算)ができることが望ましい
・統計に関する予備知識は不要です |
修得知識 |
・実験計画法の全体像をつかむことができます
・代表的な実験計画を具体的に数値計算(四則演算)し、頭と体の両方を使って習得します。
・実験計画法の基礎知識(危険率、F検定、p値、分散分析等)が身につきます
(数理統計理論に基づく厳密な説明は致しません)
・タグチメソッド、ベイズ統計、データサイエンス(AI、機械学習等)との相対的位置づけを理解できます |
プログラム |
1.実験計画法とは
(1).歴史上の偉大な3人
a.Fisher、Box、 Taguchi
b.実験計画法とデータサイエンスの関係は?
(2).実験計画法とは
a.勘・経験・度胸(KKD)と統計的品質管理(SQC)
b.SQCにおける実験計画法 (DOE: Design of Experiment)
c.実験計画法の偉大な成功事例
2.統計解析としての実験計画法
(1).統計の基礎
a.古典統計とベイズ統計
b.検定と推定、2種類の誤り(アルファとベータ)
(2).スクリーニング:大きな網を張って要因を絞り込む
a.質的因子と量的因子、日本と米国の違い
b.直交計画、分散分析、分解能
c.設計の分解能(Design Resolution)
(3).モデリング:絞り込んだ要因でモデルを作る
a.2水準の実験から多水準の実験へ
b.線形応答から非線形応答へ
c.最適計画
3.実験計画法の演習と事例紹介
(1).シミュレーションデータを用いた実験計画法演習
(2).Plan、Do、 Check、 Action に沿った実験計画法の活用
(3).開発品の性能評価(市場調査)と最適化
(4).講師が実践した事例の紹介
4.実験計画法の活用ポイント
(1).問題定義と実験計画の立案
(2).利害関係者(ステークホルダー)とプロジェクト管理
(3).経営視点(コストパフォーマンス)
5.おわりに:実験計画法とデータサイエンスへの展開
(1).実験計画法の特徴と限界
(2).これからの実験計画法とデータサイエンス
(3).質疑応答
|
キーワード |
実験計画法 平均と分散 検定と推定 要因計画 F検定とp値 直交表計画 応答局面計画 分割実験 最適計画 データサイエンス 機械学習 統計的品質管理(SQC) 品質保証 マーケティング 市場調査 DOE(Design of Experiment) PDCA |
タグ |
研究開発、商品開発、実験計画・多変量解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。