• 2021年09月13日(月) 10:30 ~ 17:30

１．使いやすいシステムの作り方（講義）
　　（１）．使いやすいシステムを作るには何が必要か？
　　　　ａ．ＵＸとは何か？
　　　　ｂ．ＵＸを考慮したプロセスと手法
　　（２）．なぜＵＸを考慮する必要があるのか？
　　　　ａ．ＵＸを考慮する必要がある理由の解説
　　（３）．具体的な手法と事例の解説
　　　　ａ．行動観察（エスノグラフィ調査）
　　　　　・ユーザーがモノやサービスを利用している状況を観察し、気づきを得る
　　　　　・気づきを分析し，潜在的なニーズや課題を抽出
　　　　ｂ．インタビュー
　　　　　・ユーザーに問いかけて情報を得る
　　　　　・なぜそのような意見が出たのか？潜在的なニーズや課題を抽出
　　　　ｃ．ペルソナ
　　　　　・ターゲットユーザーの理解を深める
　　　　　・具体的な人物像を作成し，関係者で共有する
　　　　ｄ．カスタマー・ジャーニー・マップ
　　　　　・ペルソナの行動を時系列に描き、思考や感情について想定
　　　　　・ニーズや課題を抽出する
　　　　　・抽出した内容から実現案や解決案を検討し、ユーザーの理想的な体験を抽出
　　　　ｅ．ブレイン・ストーミング
　　　　ｆ．プロトタイプ
　　　　　・動きを確認できるレベルのサンプルを作成し、評価する
　　　　ｇ．インスペクション評価
　　　　　・ユーザビリティの専門家が画面の仕様書やプロトタイプをレビュー
　　　　　・ユーザーにとって使いにくい点やわかりにくい点を抽出し，改善につなげる
　　　　　・評価するために必要な知識
　　　　ｈ．ユーザビリティ・テスティング
　　　　　・プロトタイプ等を用いて操作のシミュレーションを実施
　　　　　・ユーザーがわからない点や間違えてしまう点を明らかにし、改善につなげる
　　　　ｉ．ＵＸの効果を評価する方法
　　（４）．講義についての質疑応答

２．手法の実践　～演習～
　　（１）．ペルソナ作成
　　　～グループで１名のペルソナを作成～
　　　　ａ．ターゲットユーザーの選定
　　　　ｂ．ペルソナの作成
　　　　ｃ．作成したペルソナの共有
　　　　ｄ．ペルソナ作成についての質疑応答
　　（２）．カスタマー・ジャーニー・マップ作成
　　　～ペルソナの行動を想定してカスタマー・ジャーニー・マップを作成～
　　　　ａ．カスタマー・ジャーニー・マップの作成
　　　　　・どのようにペルソナが行動するか考え、描く
　　　　　・行動時に考えること、感じることを想定し、ニーズや課題を抽出する
　　　　　・ニーズと課題に対する実現案と解決案を考える
　　　　ｂ．作成したカスタマー・ジャーニー・マップの共有
　　　　ｃ．カスタマー・ジャーニー・マップ作成についての質疑応答

３．研修全体についての質疑応答

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