触覚のメカニズムと官能評価によるデータ解析および製品開発への応用<オンラインセミナー>

~ 触覚に着目したものづくり、触覚研究のための官能評価、ヒトの触覚認識メカニズム、手触り・触感の定量化技術とその応用 ~

・ユーザの感覚を定量的に評価し、製品開発やセンシング技術へ応用するための講座
・官能評価から得られたデータを分析し、物性値に結び付ける方法を修得し、製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 しっとり、さらさら、べたべた等の触感は食品・衣料・化粧品から自動車・情報機器・ロボットまであらゆる商品の評価を左右する、重要な因子です。しかし、使用者の感じた感覚を正確に評価し、商品設計やマーケッティングに結び付けるのは難しいものです。この セミナーでは、アンケートを設計、得られたデータを解析し、商品設計の基本になる物性値に結び付ける方法を、具体例を交えて説明します。

本セミナーは受付を終了致しました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年05月28日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・触覚・触感に関する研究・技術開発に従事する研究者・技術者
・タッチパネルなどのインタフェース、情報および通信機器、家電、医療機器、ロボット、車載内装品などの研究開発・設計等に関わる方
・触覚の官能評価に関連した業務に携わっている方
・化粧品・繊維・食品・自動車・情報機器・原料・部品メーカーその他関連企業の方
予備知識 ・人の感覚の定量化に関連する業務に携わっている方
修得知識 ・触覚に関する基礎知識
・官能評価のやりかた
・触覚センシングとディスプレイ
・触覚に着目した商品設計の実例
・物性・官能評価に基づいた触覚の評価と制御
プログラム

1.触覚に着目したものづくりの可能性
  (1).触覚に着目したものづくりの可能性
  (2).事例紹介:衣料・化粧品・自動車・情報機器
  (3).感覚の分類
    a.特殊感覚
    b.体性感覚
    c.内臓感覚

2.触覚研究のための官能評価
  (1).官能評価の意義と特徴
  (2).官能評価の種類
    a.分析型官能評価
    b.嗜好型官能評価
  (3).官能評価のプロセス
    a.目的と課題の設定
    b.評価設計/パネル・用語・尺度・手法
    c.データの採取
    d.データの解析
  (4).官能評価に影響を及ぼすファクターとそのコントロール
    a.試料と提示時に注意するポイント
    b.パネル
    c.ことば選びのポイント
    d.触覚次元に基づいた感覚語彙のカテゴリー化
  (5).官能評価用質問紙の作り方とデータ解析
     ・フェイスシート作成時に注意する事

3.ヒトの触覚認識メカニズム
  (1).触覚受容器における情報処理
  (2).脳における情報処理
  (3).触の錯覚

4.手触り・触感の定量化技術
  (1).ヒトが感じる職質間の多様性の問題
  (2).皮膚表面における摩擦と触覚センシングとシステム化
  (3).濡れた物体の水認知のメカニズム・例
    a.物性評価
    b.触感因子分類
    c.摩擦と温度
  (4).自動車用材料・情報機器・スポンジ・樹脂材料への応用

キーワード 触感 触覚 感性 定量化 評価 官能評価 センシング 統計 解析 データ 分析 質問紙
タグ データ解析センサ生理・官能検査生体工学人間工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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