自動車産業におけるCASE・MaaSとその対策

~ CASE(Connected、Automated、Sharing Services、Electrification)とMaaSとの関連と事業への方策~

・コネクテッドカーにおける斯界の第一人者が、自動車産業に急激な変化をもたらす「CASE」「MaaS」について解説する講座
・CASE、MaaSの最新動向を学び、自社における事業機会の創出に活かすための特別講座!
・ブロックチェイン、量子コンピュータなどの技術が自動運転に与える影響についても解説します!

講師の言葉

2010年以降は国際的にコネクテッドカーが拡大し、インフォテインメントはもとよりADAS、自動運転の開発まで、あらゆる局面でクルマへのICTの導入が急拡大し、今後のクルマは半導体とソフトウエアの塊になる兆候が見えている。
今回のセミナーでは、このトレンドの背景と開発状況をCASE (Connected、Automated、Sharing Services、Electrification)の各要素に別けて解説し、更に、そのCASEが如何にMaaS (Mobility as a Service)と関連するのか、その本質的な意味を明確にする。
更にその結果としての都市計画への貢献や、クルマ自体の開発・製造・販売・マーケティング等の在り方の変化や、産業構造自体の急激な変化につき解説し、今後の事業機会への課題や方策についても言及する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月30日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車・車載機器および部品関連の企業にて研究開発に携わる方
・「CASE」、「MaaS」に関心のある方
・ICT、IoT、VICS、ITS関連の研究開発に携わる方
・V2X、V2V、V2G、V2H関連の研究開発に関わる方
・自動運転技術への参入を検討されている企業の方

予備知識 ・コネクテッドカーに関心があると理解が深まります
修得知識 ・CASEが如何にMaaS (Mobility as a Service)と関連するのか、その本質的な意味を学び、自社における事業機会への課題解決や方策立案に活かす
プログラム

1. CASE (Connected)
  (1). クルマとICTとの関係 (クルマの開発の歴史)
  (2). 如何に半導体がクルマを安全にしたか
  (3). Vehicle IoTの発達と今後の重要性
  (4). 見える世界 (Line of Sight)と見えない世界を分離して考える
  (5). V2Xによる見える世界の拡大 (C-V2Xの有効性)
  (6). CASEに関する5Gの有効性

2. CASE (Automated)
  (1). クルマの運転の仕方 (人のドライバーとコンピュータの違い)
  (2). 自動運転の作り方 (ADASとの違い)
  (3). 通信と3次元地図、ディープラーニングの導入
  (4). 自動運転市場の2極化 (レベル3の課題とレベル4の実現性)

3.CASE (Sharing)
  (1). レベル4を利用したモビリティ事業の在り方と海外動向
  (2). 2020年、2030年、2040年の予測
  (3). シェアリングの発達により予測される自動車産業の変化

4. CASE (Electrification)
  (1). 海外ではEV需要はどう予測されているのか
  (2). EV市場を拡大させる要因 (エネルギー問題、温暖化、燃費規制、中国の政策)
  (3). EV用バッテリーの開発・生産動向

5. MaaS (Mobility as a Service)
  (1). グローバルにMaaSが拡大する背景
  (2). 人、物、エネルギーの流れを把握するMaaSの本質
  (3). 都市計画への発展

6. ビジネスモデル (開発・製造・販売・流通)と産業構造の変化
  (1). 売切りビジネスから継続的オンラインビジネスへ
  (2). なぜオンラインビジネスが自動車産業を凌駕し得るのか
  (3). 産業構造の変革

7. 関連検討事項
  (1). ICTとIoTのセキュリティの違い
      a. セキュリティ問題の本質と現状
      b. セキュリティに於けるICT端末とIoT端末の違い
      c. プライバシー保護
  (2). 今後の技術の自動運転事業への影響
      a. ブロックチェイン
      b. 量子コンピュータ

キーワード CASE  Vehicle IoT C-V2X ADAS MaaS  ICT ブロックチェイン 量子コンピュータ
タグ 自動運転・運転支援技術・ADAS自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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