熱設計・熱抵抗・熱回路網法の基礎と機器への効果的な応用 ~演習付~

~ 熱抵抗の基礎と熱回路網法を用いた熱設計の実践、接触熱抵抗と低減方法、機器への効果的な放熱・冷却技術と熱設計ガイドライン ~

・熱抵抗の算出と低減方法、熱回路の組み方などを実際の効果的な熱設計にすぐに実践できる特別講座

・伝熱現象の基礎から熱抵抗・熱回路網法を用いた温度計算までを修得し、機器の熱設計や冷却技術へ応用しよう!
・例題による計算や図や式によって熱回路の組み方や解き方をわかりやすく解説いたします

講師の言葉

 本セミナーでは、熱設計の基礎から応用までを初心者にもわかりやすく講義します。すぐに実践可能な「熱抵抗の算出方法」、「熱回路の組み方」などを講義し、現場の熱設計に役立つ知識を提供します。だれでもすぐに実践できる、一般的な表計算ソフトを用いた熱回路網法の解き方を伝授します。また、装置の発展によりボタン一つで計測可能となった温度計測や熱物性計測について、陥りやすい落とし穴などの注意点を紹介します。
 更に、最近の学術講演会などで発表された最新の冷却技術の紹介も行います。また、近年活動が活発になってる熱設計に関するガイドライン策定の動きを紹介します。演習問題を織り交ぜながら、実務に役立つ知識を身につけられる講演です。

本講座は会場が変更になりました。(新宿→市ヶ谷)

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月26日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 宮崎県東京ビル
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・これらから電子機器の熱設計に携わろうとしている技術者の方
・シミュレーションなどで熱設計を行っており、温度予測に取り組もうとしている技術者の方
・熱設計に関心のある技術者の方
 (電子デバイス、電子機器、パワエレ機器、モバイル機器、車載用バッテリー、SiCデバイス
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・伝熱の基礎知識
・熱抵抗、熱回路を用いた機器の温度上昇の計算
・表計算ソフトを用いた熱回路による熱設計手法
・最新の冷却・放熱技術の動向
・熱設計に関するガイドライン策定の動向
プログラム

1.熱設計の基礎
  (1).熱設計とは
  (2).熱設計のポイント

2.熱抵抗
  (1).熱伝導による熱抵抗
  (2).対流熱伝達による熱抵抗
  (3).輻射による熱抵抗

3.熱回路網法と実践法
  (1).熱回路の組み方
  (2).複雑なシステムの熱回路
  (3).表計算ソフトを利用した熱回路の解き方
  (4).熱回路を用いた熱設計の実践例(プリント配線板の放熱性能予測など)

4.低熱抵抗化の技術
  (1).接触熱抵抗の基礎と低減方法
  (2).各種冷却手法における熱抵抗の低減方法

5.温度計測・物性計測の基礎とポイント
  (1).複合材料の熱伝導率計測のポイント 
  (2).熱電対による温度計測のポイント
  (3).サーモグラフィによる温度計測のポイント
  (4).過渡熱抵抗測定のポイント

6.熱設計・冷却技術の機器への効果的な応用
  (1).最新技術動向
    a.車載用バッテリー
    b.パワエレ機器
    c.SiCデバイス
    d.モバイル機器

7.熱設計に関するガイドライン
  (1).JPCAによるガイドライン策定の動き
  (2).JEITAによるガイドライン策定の動き

キーワード 熱設計 熱抵抗 熱回路網法 放熱性能予測 熱伝導率 熱電対 冷却 熱設計ガイドライン
タグ プリント基板回路設計実装電子部品伝熱熱設計LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
宮崎県東京ビル
東京都千代田区九段南4-8-2
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