ドライバの状態推定技術とセンシングシステムの開発 および製品開発への応用事例

~睡眠・疲労などの状態推定技術と解析技術を活用したセンシングシステムの開発 ~

・物理学と生体工学を活用し、ドライバの状態推定を正確に計測し、製品開発に活かすための講座
・入眠、疲労などヒトの状態を正確に推定し、快適かつ安全な運転を実現するためのセミナー!

講師の言葉

 物理学と心臓・循環系の生理学をベースに、ドライバの状態推定に関する、2003~2018年にかけての研究開発事例を解説する。体表脈波と心臓循環系の関わり方を例にして、原著論文の計算方法、解析の仕方、考察の仕方に関する理解を深めて頂く。
 最後に、研究開発の成果を応用した製品の開発事例を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年02月05日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車、二輪車をはじめとした輸送機器の研究開発に携わり、生体工学、ヒトの状態推定に関心がある方
・ヒトの状態推定技術を活かした製品・サービスの開発に携わる方、またはこれから携わる予定の方
予備知識 ・自律神経系の制御に関する高校の生物の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・ヒトの状態推定法のための心循環系の基礎的な知識と考え方の修得。そして、背部体表脈波の原波形のもつ意味の理解と実際に計測し、研究開発に活用していくためのスキルの修得
プログラム

1.はじめに ~ヒトの状態推定における研究とその歴史~ 
  (1). 研究開発の仲間たち
      a. 入眠予兆研究会
      b. 血管弾性研究会
      c. その他
  (2). 研究グループの歴史

2.ドライバ状態推定におけるセンシングシステムの開発
  (1). 体幹生体信号簡易センシングシステムの開発
      a. センシングシステム構成
      b. 3層構造の役割

3.解析技術の開発とその事例
  (1). 指尖容積脈波情報を用いた入眠予兆現象計測法の開発
      a. 睡眠段階の判定と研究の目的
      b. 実験事例
  (2). 指尖容積脈波情報を用いた長時間着座疲労の簡易評価法の開発
      a. 疲労曲線の算出方法
      b. 疲労曲線のモデル図
      c. 着座疲労評価方法
  (3). 体表脈波の超低周波成分を用いた状態推定法
      a. なぜAPWから状態を推定できるのか?
      b. ゆらぎ波形の状態別代表事例
  (4). 疲労度モニタリングシステムを有する自動車用シートの開発
      a. 振動ノイズの影響を受けにくい最適なシート構造
      b. シート骨格の固有振動数設計の事例
  (5). Noninvasive biological sensor system for detection of drunk driving
      a. 飲酒レベルの状態推定システムについて
      b. 各種解析手法について
  (6). 背部体表音波形を用いた疑似心音と呼吸運動波形の再生

4. 製品開発への応用事例
  (1). スリープバスター
  (2). 疑似心音スタジオ
  (3). 評価キット

キーワード ドライバ状態推定 生体信号 センシングシステム 入眠予兆 着座疲労 
タグ 生体工学自動車・輸送機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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