ドライバー特性を考慮した自動運転・ADASにおけるHMI設計

~ ドライバーモデル、航空機から学ぶ自動運転HMI、自動運転におけるHMIの課題とコックピットデザイン・表示案 ~

・自動運転におけるHMI問題と対策について、自動車メーカーでの経験に基づき解説する講座!

・高度運転支援システムと自動運転をHMI的視点で課題を洗い出し、ヒューマンファクターを考慮したHMIソフトとハードの設計に活かそう!

講師の言葉

 交通事故の原因の90%はドライバーに起因すると言われています。そこで、ドライバーの運転を助ける運転支援システムが実用化されています。例えば、今、自動ブレーキの装着が多くの車で実現しました。しかし、それは万能では無く天候や、道路形状によっては、作動しない場合が多くあります。更に、2020年には自動運転が実現すると言われています。「人間はミスをするから、運転をさせない方が安全だ。」と言われますが、一方では自動運転ならではの事故の発生も懸念されています。

 本講座では、センサーやアクチュエータ開発者や制御系設計者の視点ではなく、ドライバーの視点で、自動ブレーキを始めとする高度運転支援システムや、自動運転の問題点と、その対策としての人間自動車協調制御や、コックピットデザイン、表示内容について、考えて行きます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年11月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・高度運転支援システムや自動運転開発のHMIに関心のある技術者の方
・システム開発、制御設計、車載用製品開発などに携わり、ドライバー視点での自動運転、運転支援について習得したい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・高度運転支援システムや自動運転システムやそのHMIを設計するにあたり、欠かせないヒューマン(ドライバー)ファクターの要件知識と有効なアイデアを習得できる
プログラム

1.運転支援システム・自動運転の現状

  (1).運転支援システムの技術の変遷

  (2).自動ブレーキシステムの現状

  (3).自動運転システムの現状

 

2.自動車運転におけるドライバー特性

  (1).ドライバーの運転モデル

  (2).ドライバーの反応

 

3.航空機の自動化

  ・自動化の先輩である航空機の自動操縦について自動車との相違点を含めて解説する

  (1).航空機の自動操縦の歴史

  (2).自動化による航空機事故例 

  (3).航空機のHMI:ボーイングとエアバスの違い

  (4).航空機の自動化レベル

 

4.自動車の自動化レベル

  (1).自動化レベル

  (2).運転支援システムと自動運転の境界

  (3).自動化HMI課題

 

5.自動運転におけるHMI

  (1).人間―自動車協調制御系

  (2).自動運転車のコックピットデザイン

  (3).自動運転時の表示案

キーワード ドライバーモデル HMI 自動運転 ADAS 自動化レベル 人間-自動車協調制御系 コックピットデザイン
タグ 自動運転・運転支援技術・ADAS使いやすさ・ユーザビリティ人間工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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