機械系技術者のためのメカトロニクスの基礎と機器への応用

〜 連続時間システム、計測と信号、信号の処理、センサとアクチュエータ、フィードバック制御とその実例 〜

・メカとエレキの両方を深く理解し、メカトロニクス全体を俯瞰できる技術者になるための講座

・フィードバックを伴うメカトロ機器の設計手法を修得し、製品開発に応用しよう! 

講師の言葉

 本セミナーは、特に機械系の技術者を対象に、メカトロニクスの基本となるエレクトロニクスおよび計測・制御についての知識を、わかりやすく解説するものです。理論部分を可能な限りわかりやすく解説するとともに、理論と実際のギャップを埋めるため実例を用いて解説します。
 メカトロニクスとは、対象とするシステムの状態を計測し、それを望むように制御することです。システムの特性を理解しようとするとき、最も直観的にわかりやすいのは、周波数応答の考え方です。周波数応答をボード線図で表せば、そのシステムの特性が一目でわかります。
 本セミナーは、ボード線図を用いて周波数特性をビジュアルに確認しながら、周波数領域で設計をする、ということを基本スタンスとしています。
 メカトロニクス機器の開発・設計にあたっては、メカとエレキの両方の深い理解が必要です。本セミナーを通して、メカトロニクス全体を俯瞰できる技術者になって頂きたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月22日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・これからメカトロニクス機器の開発・設計に携わる技術者や設計者の方 ・機械系技術者で、特にエレクトロニクスや計測・制御の知識を身につけたい方
予備知識 ・特にありません。制御の基礎知識があると、理解が速いと思います
修得知識 ・メカトロに関連するエレクトロニクスの基礎 ・フィードバックを伴うメカトロ機器の設計手法
プログラム

1.メカトロニクス
  ・メカトロニクスとは

2.連続時間システム 〜アナログ系で考える〜
  (1). 信号波形とスペクトル
  (2). たたみ込み積分
  (3). フーリエ級数からラプラス変換へ
  (4). 周波数応答の求め方
  (5). 線形システムのモデル化

3.計測と信号 〜測るということ〜
  (1). 計測の流れ
  (2). センサの特性
  (3). 信号と雑音
  (4). フィルタリング

4.信号の処理 〜アナログ信号の加工〜
  (1). オペアンプ回路の設計
  (2). 周波数変換とロックインアンプ
  (3). 変調
  (4). アナログ信号のデジタル化

5.センサとアクチュエータ 〜デバイスとその動作原理〜
  (1). 位置、速度、加速度のセンサ
  (2). 力センサ
  (3). モータ
  (4). 様々なアクチュエータ

6.フィードバック制御 〜制御システムを作る〜
  (1). 制御とは
  (2). フィードバック制御系
  (3). ボード線図を用いた設計
  (4). 制御系の特性設計
  (5). アナログ制御とデジタル制御

7.実際のフィードバック制御 〜制御の実例〜
  (1). 磁気ディスクドライブの制御
  (2). 光ディスクドライブの制御
  (3). 圧電素子微動機構の制御
  (4). DCモータの制御
  (5). オペアンプで構成した制御回路

キーワード メカトロニクス 連続時間システム フィルタリング オペアンプ回路 ロックインアンプ センサ アクチュエータ フィードバック制御 ボード線図 アナログ制御 デジタル制御
タグ 信号処理アクチュエータモータ制御設計・製図・CAD電気電源・インバータ・コンバータ電子機器電子部品電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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