製品不良の効果的な低減策とそのポイント

〜 不良の原因・把握方法と設計・製造の品質不良低減の取組み方 〜

・利益を直接的に減少させる品質不良を低減するための手法が学べる講座
・不良の発生を低減し、コスト低減、市場競争力の獲得を実現するための特別講座!
※当日は書籍「不良低減(第2版)」をお配り致します

講師の言葉

 品質不良に係るコストは利益を直接的に減少させてしまう。従来の活動は、工程管理、検査強化、発生した工程内不良や流出不良の原因の調査・対策・再発防止が重点であった。

 不良低減活動の主体は現場で有ることに変わりはないが、昨今、市場競争力の獲得のため、新製品は高度化・複雑化し、商品寿命の短期化で常に新製品を短期間に立ち上げなければならない。加えてコスト競争のための労働者の質的変化もあり、現場の変化点の発生頻度が増加している。従来の知見と現場力での不良低減活動は限界である。

品質不良は工程品質管理で低減→設計品質を明確にして製造品質の管理項目を決定するプロセスが重要である。本講演では、

1.品質管理を行う意義と企業運営との関わり

2.設計品質と製造品質の相互の関連を説明し、設計品質の作り込みに注力と、そこから得られ

た管理項目を製造品質へ展開するプロセス

3.両品質の計画的改善計画の立案方法、計画された品質の管理方法を順次説明。設計部門が

無く設計品質が作り込めないとの誤解に気づきを取得していただく

・ 自工程完結活動の良品条件の決定プロセス

4.事例研究を用意し、実際に考えていただき、工程で品質を作り込むことの必要性を理解できる

ように解説する

・ 自工程を管理する手法。変化点管理の方法

5.品質管理のための基本的なQC手法の意義と使い方

・ トラブルシューティング方法、再発防止方法

 以上について解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月01日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・品質管理者、開発設計者、生産管理部門、生産技術部門、営業部門の方
予備知識 ・特にございません
修得知識 ・基本的な設計管理から品質管理 ・生産管理工程管理の概容 ・FMEAの作成方法 ・品質管理の基本と必要性 ・品質管理のシステム構築、プロセス管理方法 ・関連する手法 ・実務で役立つ事例
プログラム

1.企業活動における不良

  (1). 不良低減の意義

  (2). 品質コストの概念 

  (3). 不良の定義と検出方法

2.さまざまな不良

  (1). 流出不良と工程内不良、市場クレーム 

  (2). 不良の原因と把握方法 −QC七つ道具の活用−

3.不良の把握方法

  (1). 統計的なものの見方・考え方

  (2). 科学的アプローチ 

  (3). 工程能力と不良平均値とばらつき

4.設計品質不良低減の取組み

  (1). 設計品質の決定の流れと適正化 

  (2). 設計品質に対する市場クレーム対応 

  (3). FMEAの実践

5.製造の品質における不良低減の取組み

  (1). 不良低減活動

  (2). 工程内不良の低減活動、目で見る管理、5S

  (3). 自工程完結による不良低減活動 

  (4). 工程の変化を事前に把握する活動

  (5). 前工程の状態の把握と指導  

  (6). QC工程表と作業標準の活用 

  (7). スキルマップを活用したオペレーター教育

6.不良低減の取組みにおけるリーダーの役割

  (1). リーダーシップの類型と望ましい形 

  (2). リーダーの育成方法 

  (3). 小集団活動の活用 

  (4). 方針管理と日常管理 

  (5). これからのリーダー像 

キーワード 不良低減 品質コスト 流出不良 工程内不良 市場クレーム QC 工程能力 不良平均値  設計品質 FMEA スキルマップ 小集団活動 
タグ 品質管理
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
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