具体例から学ぶ破壊力学の基礎と強度設計への応用

〜 疲労強度設計、き裂進展解析、有限要素法によるシミュレーション、破壊評価パラメータ 〜

・破壊事例および解析例を調べ、破壊現象の理解と解析および強度設計に必要な知識・技術を修得する講座

・実務に応用できる破壊力学の基礎力をつけ、機器や構造物の安全性・信頼性の確保に活かそう!

講師の言葉

 安全性への関心が高まっていますが、構造物の破壊研究はこれを最も直接的に扱う技術となります。破壊現象のほとんど(90%以上)は疲労破壊が関連しています。皆さんの身近で経験した破壊現象(自転車が壊れた、椅子が壊れたなど)や皆さんの会社で検討する破壊現象もそのほとんどは疲労破壊かそれに起因するひび割れ(き裂)によるものだと思います。
 本講座では、それら破壊事例および解析例を調べ、破壊現象の理解および解析・設計に必要な知識・技術を紹介します。具体的には、1.「破壊・疲労破壊の具体例」、2.「破壊・疲労破壊解析例」、3.「破壊力学の基礎」、4.「破壊解析の方法」の4つを扱います。皆さんの実務に応用できる基礎力をつけることが目的です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月24日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械、車輌、船舶、各種プラント、建造物関連企業にて研究開発、設計、強度研究、信頼性評価、保全、工務等に関わる方 ・各種機械材料の研究開発・品質評価関連部門の方 ・解析・シミュレーション関連に関わる方・
予備知識 ・材料力学の基礎
修得知識 ・破壊力学の考え方を理解できる ・標準的な破壊試験片の破壊パラメータ評価が出来る ・有限要素法の考え方を理解できる。 ・破壊力学パラメータの評価手法について理解できる
プログラム

1.破壊・疲労破壊の具体例と疲労強度設計
  (1). 破壊・疲労破壊の具体例
    ・車軸の疲労事故、航空機事故 ほか
  (2). 疲労破壊と疲労強度設計法

2.破壊・疲労破壊解析例
  (1). 汎用解析プログラムによる疲労破壊解析
  (2). き裂解析
  (3). き裂進展解析

3.破壊力学の基礎
  (1). ものの強さについて
  (2). ひび割れの力学
  (3). 評価パラメータ
  (4). 金属疲労

4.破壊解析の方法と強度設計への応用
  (1). 数値解析の方法
  (2). 破壊力学パラメータの評価法
  (3). 拡張有限要素法(XFEM)
  (4). 強度設計への応用

キーワード 破壊力学 有限要素法 き裂進展 金属疲労 強度評価 疲労破壊 疲労限度設計
タグ シミュレーション・解析寿命予測金属成形加工プラント応力解析機械機械要素強度設計構造物最適化・応力解析材料力学・有限要素法自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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