感性の計測・評価と商品開発への活かし方・例 〜デモ付〜

〜 感性計測・評価の実演と商品開発へのアプローチ手法 〜

主観的で曖昧な「感性」を工学的手法からアプローチし、商品開発へ活かすための講座

感性の計測・評価技術をマスターし、感性価値の高い製品を創る指針が得らえる特別講座!

講師の言葉

 就業中に座る椅子、毎日履いている革靴。この椅子は座りやすい、この靴は履きやすい、など様々なことを感じておられると思います。
 この感性は、製品とのやりとりによって生じますが、主観的で曖昧です。そのため、感性に対して興味をもっている方も多いと思いますが、どうやってアプローチしたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
 そこで、この感性に対して工学的手法でアプローチし、客観的に評価するのが感性工学です。心電図などを用いた生理計測、アンケートを用いた心理計測、行動観察、さらにはコンピュータシミュレーションを行い、これら数量的データと製品の特性との関係を検討して、心地良さなどを向上させる設計パラメータを探り出す感性工学的アプローチを活用すれば、消費者の心の琴線に触れるような製品を創ることも可能となります。
 講義では、歩く・座る・寝るといった日常的な基本動作や木材製品を題材に、感性の計測・評価についてご紹介いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月16日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・快適さや心地良さをコンセプトとしている製品の開発や研究に従事されている方 ・感性という言葉に興味がある方 ・感性工学を製品開発に導入したいが、どうやっていいのか分からず、悩んだ経験がある方
予備知識 ・感性の定量化に関心があると理解が深まります
修得知識 ・感性を計測・評価する方法について演習および事例を通して理解することによって、感性価値の高い製品を創る指針を得ることができます
プログラム

1. 感性を計測・評価するには?
  (1).感性とは
  (2).感性工学の基礎
  (3).感性計測・評価の基礎

2. 感性計測・評価の実演デモと演習
  (1). 座り心地に関する官能検査(アンケート評価)
  (2). 唾液アミラーゼ活性を用いたストレス推定
  (3). 加速度センサを用いた歩行評価
  (4). 有限要素解析を用いた座り心地評価

3. 寝心地の計測・評価と商品開発事例
  (1). ベッドマットレスが寝心地に及ぼす影響
  (2). 有限要素解析を用いた寝心地評価
  (3). 4D寝姿勢計測装置を用いた寝心地評価と寝具開発

4. 座り心地の計測・評価と商品開発事例
  (1). 自動車シートの座り心地
  (2). 鉄道車両用シートの座り心地
  (3). 4D臀部形状計測装置を用いた座り心地評価

5. 歩行の計測・評価と商品開発事例
  (1). オノマトペを用いた歩行分析
  (2). 服装が歩き方に与える影響
  (3). 労働者用インソールの開発

キーワード 感性工学 座り心地 オノマトペ 触感
タグ 感性・脳科学・認知工学使いやすさ・ユーザビリティ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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